多発性骨髄腫・横浜セミナー2016 開催報告

昨日、多発性骨髄腫・横浜セミナー2016が無事に終わりました。
気持ちの良い秋晴れ、みなとみらいを一望できる絶好の場所で開催できました。

 

事前の申し込みは115名、実際の参加者は92名、スタッフ・講師等13名含め、総数105名でのセミナーとなりました。

季節柄と言いますか、勤務しているクリニックでもここ数日、急激に風邪やら胃腸炎やら肺炎やらが流行っていて、前日・当日の体調不良による欠席の連絡が相次ぎ2割が欠席となりましたが、会場のキャパシティー的にはちょうど良い参加者数となりました。

 

 

 

先生の講演：お二人の先生がうまく連携し、最初に病気の基礎をお話しした仲里朝周先生の講演を聞きながら、鈴木憲史先生がその場で講演資料を修正するなど、臨機応変に対応して下さり、参加者からも「2人の先生の講演内容が全くかぶらず素晴らしかった」とコメントを頂いたほどでした。

先生方の講演はとても分かりやすく、お人柄のにじみ出る優しく、温かい雰囲気ですすめられました。

予算の都合上、参加者の手元に用意するハンドアウト資料がなかったのですが、先生のご厚意で人数分持参してくださいました。

 

体験談①「治療も生き方もわたしらしく」：綿密に練られた内容を分かりやすく的確に話して下さり、多くの患者さんに対しより具体的なアドバイスになりました。セミナーの趣旨に合った完成度の高い内容をご自身の言葉でお話し頂き、感動で泣きそうでした。

体験談②「情報は命を救う」：メッセージが伝わる非常に良い内容でした。インターバル歩行の紹介もあり、痺れでお困りの多くの患者さんにとって希望となる情報になったと思います。

 

 

座ったままですっきり♪指ヨガ：聴講メインの時間も限界となったタイミングで、身体をほぐしたり、体感する時間はみなさん楽しそうに参加されていました。講師の先生以外にお二人のボランティアさんもサポートして下さり、講演以外の時間は3名で指ヨガハンドヒーリングという手のマッサージを個別に施術して頂き、500円/回の施術料は全額寄付して下さいました。

 

Ｑ＆Ａ：素晴らしい進行・コントロールで多くの患者さんにとって講演の内容が更に深まる内容になりました。これはやはり数多くの経験、だけではないセンスや美貌があってこそだと思いました(笑)今回進行役をお願いした方と私が知り合いだったという事に、感謝するばかりでした。

 

懇親会：先生方とお話ししたり、体験談を話してくれたお二人とお話ししたりするにはとても良い時間でした。帰ってしまわれる方も多くいましたが、初参加の方も多く残って下さいました。患者さん同士が交流できる場もやはり重要だと実感しました。写真は、いつもランチ会に参加してくださる患者さんが、手作りの作品を沢山持ってきて下さり、ご寄付いただけたら差し上げます、と無償で提供して下さったものです。いつも素敵なもの、今回は新作ばかりをありがとうございました。

 

私のこだわりで休憩時間にスナックタイムを設け、職場の従業員割引で割安で仕入れたバームクーヘンをお配りしましたが、

アンケートに「バームクーヘンが美味しかった！」と書いて下さる方がいて・・・それだけで報われました。

 

至らない点は多々あったと思いますが、限られたスタッフで信頼関係のうえに役割分担でき、

とても良い会になったと思いました。

 

収支は

【収入】総額146,111円（会費92,000円、指ヨガ11,500円、寄付42,611円）

【支出】総額109,917円

で、会費だけでは赤字でした。。。

しかし、寄付などもあり残金は36,194円、それだけ我々に対する期待があるのだと身の引き締まる思いがしています。

これからの活動に、大切に使わせていただきたいと思います。

 

参加して下さった皆様、お疲れ様でした。

沢山のご寄付を頂き、ありがとうございました。
前回「不眠・不休・無給」と書きましたが、今後につなげるためにも頂いた寄付金から、少しだけ実行委員4名に頂くことにしました。ありがとうございます。

体調不良で、急遽不参加とご連絡してくださった方々も皆さん、とても残念がっていらっしゃいました。

是非また開催できるようにしていきたいと思います。

 

ブログなどで拡散していただいた皆さん、ありがとうございました。

感想などをブログでご報告して下さっている方も、早速いらっしゃるようで、非常に嬉しく思います。

 

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