坊っちゃん入るべからず・・・南四丁目発

北の街札幌。南四丁目からのランと旅日記。

洞爺湖マラソン2008~当日

2008-06-15 22:29:53 | マラソン大会

初の洞爺湖マラソンがスタートした。
目標はシンプルだ。4時間を切ること。
まずはフルマラソンのタイムで北海道マラソンの出場資格を獲得することである。
ペースでいうと1kmを5分40秒で走ればよい。足の不安はあるがこのペースでなら走れる練習はしたと思うのだ。このペースで30kmを超えられれば後半は上げていけると思っていた。
 スタート直後は湖畔の石畳のような道を1km弱走る。先日の試走の時にM氏がアドバイスしてくれたように右側を走る。こちらは石畳ではないのだ。
 温泉街を通り抜け、3.5km地点までは湖を時計回りに走り折り返す。スタートは結構前からスタートしたが、それでも混雑をしてなかなか前にはいけない。無理をして右に左に移動していては知らないうちに疲労が溜まる。ここは我慢だ。
 折り返してまたまた温泉街を通り抜ける。ここまで約7km。これから洞爺湖を反時計周りに一周まわる。約35kmの旅だ。前半のハーフまでの間に高低差の大きい部分を走ることは分っていた。スタート時点で止んでいた雨は次第に本格的になっていった。それでも暑いよりはいい。ペースは予定よりかなり早い、5分前半。それでも不安はなかった。逆にペースを落とすことでモチベーションが落ちることを心配した。「結構調子がいいかもしれない」と感じながら走っていた。
 ハーフを過ぎた時も足への負担は予想よりずっと少なかった。調子がいいとはいえ、これ以上ペースを上げることは自滅だと頭の中は結構冷静になっている自分がいたのだ。そして25kmを過ぎた。雨はかなり強くなっていて、靴の中にも入っていた。30kmを前にしてはやり疲れが太腿を襲ってきた。それでもペースは落ちていない。今までで一番良い状態で30km地点を通過できた。給水所でバナナを補給した。
 この時点での予想タイムは目標を大きく上回る、3時間30分くらいだった。状態からいっても、この後のペースダウンを考慮しても4時間は切れると確信した。残り10km。無理をしても良い距離と判断した。無理とはこの場合、苦しくても今のペースを出来るだけ維持すること。今日は去年の北海道マラソンのように走れなくなるとは思えなかった。雨のおかげだと思っていた。
 35kmまでは若干のペースダウンはあったが順調だった。しかしこれを過ぎた時に壁が待っていた。足が前に出なくなってきたのだ。後ろから今まで抜いてきた他のランナーにどんどん抜かれて行く。精神的なダメージが大きくなっていく。
 「つぶれるのではないか」と・・・・
この精神的ダメージを救ってくれたのがランパンのポケットの入っていた梅干だった。口に入れた途端力が沸いて来たのだ。そういえば、ハーフを過ぎた頃かその前にお昼のサイレンが鳴っていたような。やっぱりエネルギー切れだったのかと。
足は疲れきっていたが、前を追いかける気力が沸いていた。みんな苦しいのだと。
40kmを通過して、スタートした時の3.5km地点から同じ道をいく。もうゴールは出来る。目標もクリアできる。おまけにこのままいけば3時間40分を切れるかもしれない。
その一身で足を前に出した。

公園に入って残り1kmは長かった。ゴールは見えているのに近づかない感じがするのである。そして石畳の道に出た途端、遠くから大声を上げて、タンバリンをたたいている一団がいた。そう、妻と友人夫妻の声だ。ゴール目前で精一杯声援を送ってくれている。その大騒ぎ振りに一瞬ちょっとひいてる自分がいたのは確かだが、これだけ応援してもらえる人はいないのだと。
 これが最後のスパートかける力になった。

ネットタイム 3時間39分51秒。

雨の中、声援を続けてくれたボランティアスタッフのみなさん、沿道で応援をしてくれたみなさんに感謝したい。上には書かなかったが、こうしたみなさんのお陰でがんばれたのは言うまでもない。


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