オレが最初から自分を信じて戦っていれば・・・
最初からこいつをぶっ殺しておけば!!
「私は…強い…あなた達より強い…すごく強い!…ので私は…あそこの巨人共を蹴散らせることができる…例えば…一人でも」
それに比べてお前は何だ!?自殺して完全に屈服してまで…お前を邪魔者扱いした奴らを喜ばせたかったのか!?何でその殺意が自分に向くんだよ!?その気合いがありゃ自分の運命だって変えられるんじゃねぇのか!?
私はとうに
人類復興の為なら
心臓を捧げると誓った兵士!!
その信念に従った末に
命が果てるのなら本望!!
何を…
何を捨てればいい?
僕の命と… ほかに何を捨てれば変えられる!?
他に何を…
敵にはすべてを消し去る覚悟が
あったということだ
まさか…
自分ごと巨人に食わせて
情報を抹消させてしまうとは・・・
「俺にはわからない、ずっとそうだ…自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても…結果は誰にもわからなかった…だから…まぁせいぜい…悔いが残らないほうを自分で選べ」
「憎しみを糧にして攻勢に出る試みはもう何十年も試された、私は既存の見方と違う視点から巨人を見てみたいんだ、空回りで終わるかもしれないけど…ね、でも…私はやる」
「戦え!!戦うんだよ!!勝てなきゃ…死ぬ……勝てば生きる…戦わなければ勝てない…」
「確かに この壁の中は未来永劫安全だと信じ切ってる人はどうかと思うよ、100年壁が壊されなかったからといって今日壊されない保証なんてどこにもないのに…」