聖杯戦争は肩書きも権威もいらない、正真証明の実力主義という訳。
なおサーヴァント召喚には、英霊に生物が必要となる。
あと一度だけ奇跡は起こるだろう
優しい声で描く歪んだ未来
【to the beginning / Kalafina】
もう誰も泣かない世界の為に
紅く汚された空の
何処にも届かず消える叫びと祈り
慰めは捨てて行ける
【to the beginning / Kalafina】
芽生え出した思いが胸に響いたなら
君の隣でずっと変わらず護るだろう
【oath sign / LiSA】
由だの目論見だの、そういうしち面倒くさい諸々は、まぁ後の世の歴史家が適当に理屈をつけてくれようさ。
我ら英雄は、ただ気の向くまま、血の滾るまま、存分に駆け抜ければよかろうて。
哀しみだけ消せはしない
そんな人の心の理さえ
この手で切り裂いて
down to zero we go
【to the beginning / Kalafina】
静かに移りゆく 遠い記憶の中
思い出に寄り添いながら 君を想えるなら
【MEMORIA / 藍井エイル】
今ここにいる意味
教えてくれたなら
強くいられる 変わらずいつも
【oath sign / LiSA】
いいや。そこのサーヴァントには話すことなど何もない。
栄光だの名誉だの、そんなものを嬉々としてもてはやす殺人者には、何を語り聞かせても無駄だ。
空は高く風は歌う
夢を見てた
歓びへと
人はいつか辿り着ける
子供の瞳で貴方は信じた
側にいるよ
凍り付いた森を抜けて
その瞳が世界の嘆きに
迷わぬように
【空は高く風は歌う / 春奈るな】
私の時代の、私の国では……海の彼方は、つねに夷狄の押し寄せてくる場所でしたから。
忌々しく思うことはあっても、憧れたことはありません。
迷いなんて目を開いて
振り払って手を伸ばそう
穢れきった奇跡を背に
【oath sign / LiSA】
海に行きたいといつしか話した
君と二人で叶わぬ夢を見た
【MEMORIA / 藍井エイル】
でもね、桜ちゃんは大丈夫。
こんなことになる前に……俺が、きっと救い出す。
「肉体は滅び、その魂は英霊として『世界』に召し上げられて、 それでもなお余に忠義する伝説の勇者たち。
時空を越えて我が召喚に応じる永遠の朋友たち。
彼らの絆こそ我が至宝!!我が王道!!
イスカンダルたる余が誇る最強宝具ー
『王の軍勢 アイオニオンヘタイロイ』なり!
どうして空はこんなに青くて
何も悲しみを知らぬように
いつも躊躇わず明日へと崩れ落ちる
【空は高く風は歌う / 春奈るな】
いかにも。
フン、これより死合おうという相手と、尋常に名乗りを交わすこともままならぬとは。興の乗らぬ縛りがあったものだ。