小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

あまりにも不用意な一球…

2011-05-24 23:59:59 | 千葉ロッテマリーンズ
ロサが不調なのは差っぴいたとしても、丸に投じたあのストレートの入り方はどうなのよ…。

広島、逆転で3連勝…丸が八回に決勝打(読売新聞) - goo ニュース
広島4―3ロッテ(交流戦=24日)――広島が3連勝。

 六回に栗原の犠飛などで1点差に迫り、八回二死二、三塁から丸が逆転の2点二塁打。ロッテはロサがつかまり、引き分けを挟んで6連敗。


【ロッテ】マーフィー走塁で負傷…ニッカンスポーツ
ロッテのビル・マーフィー投手(30)が2回、右太もも裏を痛めて交代した。中前打を放ったマーフィーは二塁に進むと、井口の右前打で本塁生還を狙った。しかし、本塁の5メートルほど前で異常をきたした。ケンケンするように本塁を踏むと、そのまま倒れ込んだ。投球はわずか1イニング。18球しか投げていなかった。味方の援護は2回で3点。順調な滑り出しだったが、まさかの結果となった。


[ニッカン式スコア]

○ 上野だけれどもぺローンにつけても… 2勝1敗
S さわやかサファテ~♪ 1勝11S
● ロザ=グリーン車 3敗


どうしてこうなった…。・゜・(ノД`)・゜・。

まあ、正直2回の先制時にマーフィーが負傷交代してしまった時点で、こうなることは半ば予想していたし、6回裏に伊藤が乱調に陥り内が出てきた時点で、試合展開は間違いなく一筋縄では収まらなくなることは現実として理解していた。
ベンチとしては大谷は急ごしらえのスクランブル登板、4イニングになる5回までは投げさせられても、それ以上はいくら内容が良くても行きづらかったか。
もちろん、6回表のアタマに大谷から打席が始まるという事情も考慮に入れた上での、5回まで大谷→伊藤→内→ロサ→薮田という腹積もりのベンチワークであったことは容易に伺える。
ただし、その継投がどこか一つでもほころびを見せた場合、砂上の城のごとく、吹けば飛ぶようにいともあっさりと崩れ去ってしまうのもまた、今のマリーンズのチーム事情を如実に物語る。
なぜならば、この継投にどこか一つでもほころびが生じれば、誰か一人がイニングをまたいで投げなければならなくなるからだ。

返す返すもマーフィーの負傷降板は痛すぎた。
初回に先発福井を攻めて満塁から、なんと清田の2ベースで2点を先制した裏のピッチングがことのほか良く、その裏のバッティングも、ホームランを狙っていたらピッチャー返しになったような、それでいて走塁もしっかり走れるなど、まるで新外国人野手のような感じでいたから、この調子で投げられれば今日こそは連敗脱出か…という淡い期待さえ持っていた。

…マーフィーがホームに帰って来るまでは・゜・(つД`)・゜・

ああ、悪い流れはヒゲ魔神マーフィー様にも容赦なく襲い掛かるのか。
この負傷が打線にまで影響を及ぼしたか、井口のタイムリーでマーフィーが懸命に生還したこの1点だけに終わってしまい、その後の追加点が入らなかったことが、後々に大きく響いてくることとなる。

マーフィー負傷で大谷が緊急登板。
この時点で流れは広島に傾きかねないだけに、どうにかして追加点が欲しかったところ。
4回には初スタメンの高濱に、嬉しい嬉しいプロ初安打が飛び出し、大谷が投げている間は、流れはどちらともいえない状況で締まった展開。
そのチャンスは大谷に代打伊志嶺を送った6回表、2死ながら1、2塁で4番福浦という形でやってきたのだが、これはぺローンの牽制もうまいといえばうまいのだが、逆を突かれた2塁ランナー岡田が戻れずなんと牽制死でチャンスは一瞬にして潰える…orz
一番やってはいけないミスが、いけいけどんどんの展開の真っ最中に起きて、それがチームの勢いをそぐ結果になれば、そりゃあピンチなんて呼んでもいないのにあちらさんから売り込みにやってくる。
その裏に出てきた伊藤が乱調。梵、東出、井生に四球、二ゴロ進塁打、四球。
慌ててベンチはトレーシーでいっとくさん投入。
ここでベンチ事情をおいらは初めて知ったのだが、吉見はベンチ入りしてなかったのね…。
成瀬はベンチ入りしているといえど、よっぽどの事情がない限り使えようはずもなく、実質左は使い切ったことになる。
そのトレーシーにレフトに弾き返されまず1点。
いっとくさんはトレーシーワンポイントで内投入。
その内も前倒しの影響かボールに切れがなく、スライダーも曲がりきらずといった状況。
栗原にあっさりセンターへの犠牲フライを浴び2点目1点差。
この後内は後続を断つものの、この段階で、1点リードなどあってないようなものになってしまっているのだから、流れは完全に広島が握ってしまったことになる。

そして8回。
決定的に流れを変えた、井生の打席。
ロサを揺さぶるかのようにセーフティバントを試みて、結果ファウルになりはしたけれども1塁へ果敢にヘッドスライディング。
解説の達川さんいわく、「後のない選手は必死でやらにゃ」とケツを叩く。
このプレーは、ロサと里崎以上に、カープベンチとファンをえらく揺さぶってしまった。
揺れた心を引きずったままのロサ相手に殊勲の四球を選んだ井生。
トレーシーにはライト前に運ばれ、井生の代走天谷は一気に3塁へ。
トレーシーに代走木村を送ったカープベンチはここ勝負。すなわち木村は逆転のランナーだから、本来なら木村を2塁に行かせてはならないところだが、おそらくはロサの出来を鑑みて余計な神経は使いたくなかったと思うけれど、サトとロサはあっさりと木村を2進させてしまう。
続く栗原の当たりはピッチャーゴロ。ロサは冷静に捌いて3塁ランナー天谷を挟殺プレーで2死2、3塁。
まあ、昔の弱かった頃のマリーンズなら、挟殺プレーで誰かがポロリをして同点…という目も当てられない展開だっただけに、しっかり3塁走者を殺せたのは良かったのだが…。

なんで丸相手に初球にそんなに簡単にど真ん中のストレートを放らせるんじゃこのバカチンがヽ(`Д´)ノ

痛恨の一球。
あまりにも不用意な一球。

同じストレートにしても、なぜストライクゾーンに入れてきた。
ボールから入って様子を伺う余裕があってもよかった場面ではないのか。

これまでの緊張感はどこへやら。
日曜日に栗原に痛恨の一発を浴びたのは、サトの配球というよりはロサの変化球が使えないことに問題があったから、ストレートを使うしか選択肢がなくなった時点でそれは仕方ないかなとは思う。
ただ今日は…。ねえ。
あまりに簡単にストライクゾーンで勝負しに行きすぎだろうよ…。
簡単に棒球を投げてしまったロサも、それを要求したサトも、そりゃあ達川さんが言うとおり、「ロッテは勝つ野球をしていない」と言われたい放題に言われても仕方がない。
達川さんの毒舌には賛否両論あるだろうが、おいらは言われるべくして言われていると思う。
そりゃ誰だって「勝つ気がない」なんて言われりゃカチンと来るのは当たり前だが、試合展開を序盤から丁寧に追って行ってほしい。
「流れを手放す野球」をしたのはどちらかということ。
悪いけれど、達川さんの「勝つ気がない」とは、即ち大事な追加点の場面で痛恨のミスを犯してしまう内容そのものを指しているのではないのか。であるなら、悔しいけれど達川さんの指摘はなんら間違ったことを指すものではないわけで、達川さんに当たるのはお門違いだとさえ思う。
なぜならば、そうした野球をしていたのは事実であるから。
達川さんも放送中再三、「井生の姿こそが、去年下克上を果たしたロッテの野球の姿そのもの、去年のロッテの野球を広島がやっていますでしょ」と指摘しているが、それこそが達川さんが言いたかったことの真髄。
悔しいのは分かるけれど、我々が達川さんの気に入らない言葉だけを切り取って解釈するのは、はっきり言って筋違いだと考える。
悔しいけれども事実である以上、枕を濡らして寝るほかないだろう。

今日のような展開だと、先制した後の中押し、終盤のダメ押しがないと、勝利は遥か遠くなのだろうか…。

そしてロサ。
2試合で自信を失っている場合じゃないぜよ。
ち○こついてるんだろう。

岡田も大きなミスをした後は、必ずバットと足で結果を残す男。
明日からの甲子園には期待している。

守備でいいところを見せた角中。
2安打を放った高濱。

いいところはあるのだから、状況はきついけれども悲観はしていない。
だって、それがロッテだもの。


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