小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

決勝トーナメントの道は果てしなく遠く

2006-06-19 12:06:17 | Weblog
サッカー=W杯、川口の好セーブで日本が引き分け (ロイター) - goo ニュース

サッカー=W杯、ブラジルが豪州を下し決勝T進出へ (ロイター) - goo ニュース

日本対クロアチア戦は、家でしっかり観戦。
下記↓のエントリに書いたとおり、角澤というアナウンサーの名前は出さないにしても、テレビ朝日の実況が噂に違わぬダメダメっぷりだったので、途中からテレビの音を消してラジオをつけたらあれますっきり。
競馬をなさっておいでの皆さんならお分かりとは思うが、どこに誰が位置しているかを伝えられない時点で実況者失格である。これが競馬アナウンサーだったら即座に首が飛ぶ。どの馬が何番手に位置して、どこからどんな馬が追い上げてきたのかすらまともに実況できないのでは、客がとまどうのは当然だし、客は馬券を持っているのだから、実況に間違いがあったら、馬券を間違って即座に破り捨てる事態にもなりかねない。
まあ角澤先生、サッカーが賭けの対象になっていない国でよかったね。

試合展開などの細かい分析は、サッカーに詳しい専門のサッカーブロガーの皆さんにお譲りするとして、おいらの目で見た率直な感想を。
まあ、お互いに攻めきらない、煮詰まったサッカーをしたのかなと。
日本が攻めきれないのはいつものこととして、下馬評では圧倒的に強いと目されていたクロアチアが予想外に苦戦したというか、だらしなかったかなと。
クロアチアの防御は鉄壁だったが、いざ攻め込んでみるとルーズな面をたびたび覗かせていた。これで日本が何度救われたことやら。
いやあ、前半のPK、あれは川口GJですな。あっぱれだこりゃ。親分も張本さんもあっぱれの嵐だこりゃ。
ただ、あれだけ流れが来ていながら攻めきれないのが日本というかなんというか…。一瞬の流れを引き寄せられないのは、見ていて本当にもどかしくなる。パチスロで言えば、この台は高確率設定なのが見え見えなのにもかかわらず単発お化けばっかりで連チャンしないもどかしさ。出しては飲まれ出しては飲まれの連続。

引き分けた原因はいろいろあるだろう。
中村俊輔が体調不良なのにもかかわらず、川淵チェアマン御自ら「死ぬ気でやれ」なんて言う時点で、こりゃ中村俊輔は機能しないかな…とも思ったし、相変わらず柳沢が決定的な場面で不発だったり、前線がうまく機能していないというのもあるだろう。

しかしおいらは、引き分けた原因を、敢えて現地で観戦していたサポーターに求めたい。
テレビを生でご覧になっていた方は覚えておいでかもしれないが、試合終了と同時に、日本サポーター席の女性がでかでかと映し出され、またその女性が試合終了と同時にへらへらと笑いながら拍手してやがった。
貴様はなんのためにわざわざ現地まで行って応援してるんだ?

日本が勝てなくて悔しくない?
海外旅行気分でついでにW杯も見られたからそれで満足?
日本がクロアチアに引き分けの、ある意味「善戦」だったから?
良い試合を見られれば、それで満足?
選手を後押ししに行くのなら、本気で「勝ち」にこだわれ!!

はっきり言うが、日本サポーターと欧州各国サポーターの決定的な違いはここ。
これはフランス大会当時から小林よしのりも指摘していたことだが、国民全体が、勝利に対する激しい情念を燃えたぎらせている国などどこにでもある。勝利に対する切実さがなければ、選手の後押しなど出来るはずがない。ましてやクロアチアは、その8年前の大会で負けて決勝トーナメント進出を阻止された因縁の相手、加えてクロアチアはドイツとはお隣さん同士と言っていいほど近い距離にある国。ほぼアウェー状態で徹底的にサポーターが勝ちにこだわらなくてどうする?
日本サポーターの勝利への情念が所詮この程度なら、どこへ行っても日本は永遠に勝てない。切実さが足りなさすぎる。

で、みなさん。
ブラジル相手に2点差以上の差をつけて勝てると思います?


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