小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

BAOO高崎突撃記

2006-12-26 01:55:42 | 競馬の話をしようか
メリークリ○○ス!!

「ディープ」連呼、引退式で涙のファンも(読売新聞) - goo ニュース
中山競馬場では24日、ディープインパクトの最後の走りを見ようと、今月8日から並び始めた人を含む徹夜組約2000人をはじめ、約1万人が列を作り、午前9時の開門予定時刻は1時間40分早められた。
 ウイニングランでは、総立ちの観衆が「ディープ」と連呼し、武豊騎手がガッツポーズを見せると、観客席は拍手と声援に包まれた。

 友人2人と朝5時前に来たという宇都宮市の会社員、昼間慶裕さん(23)は「日本競馬の歴史の1ページを見ることができた。まだまだやれる。もう1回、凱旋(がいせん)門賞に挑戦して欲しかった」と、早すぎた引退を惜しんだ。

 千葉県船橋市の中まり子さん(48)は朝9時前から家族4人で屋外スタンドの最前列に陣取り、雄姿を目に焼き付けた。「最後の直線は格好いいの一言。しびれました」と興奮した様子だった。


とゆーわけで、高崎場外発売所「BAOO高崎」に行ってきました。
有馬記念の馬券を買うだけなら、中山競馬場や都内各所のウインズに行けばいいのだが、イブの有馬記念。どこもどうせ芋を洗うような混雑だろうし、中央も買えて、なおかつばんえい競馬や他の地方競馬が打てそうなところといえば…。

高崎場外だ。

で、中央の発売要項を調べてみたら、前はメインレース、しかも500円単位でないと売っていなかったのに、今や中央の全場の全レースを100円から売っている。
地方の発売要項は、24日当日は水沢とばんえい帯広。ばんえい競馬が打てるなら、こりゃもう行くしかないでしょ。
フラフラと京成に乗って上野駅に着いたら、鈍行の高崎行きは40分後までないと来た。世が世ならここですぐ新幹線利用を思いつくところだが、今は2年前とは懐の経済事情は異なる。
…しかし特急「水上・草津」には魂を売れるのね。
ちょうど折良く、乗って下さいと言わんばかりの時間帯に特急があると来た。
ここで一考。
上野から特急に乗ってしまったのでは、高崎までは108㎞あるために、特急料金が1ランク上がってしまう。
それならば、10分前を走る篭原行きに乗っかって、大宮辺りで特急に乗り継ごう。
大宮で「新特急」とやらに魂を売る。自由席料金900円也。



とにかく落ち着く環境で、発泡酒をぐびぐび呑みながら競馬新聞を広げる。むはー。

上野から1時間半足らずで高崎に到着。
高崎駅東口からは、旧競馬場時代と同じように、送迎バスが出ている。今日は有馬記念とあってピストン輸送をしている模様。元競馬場である高崎場外までは、歩いても10分足らず。歩いてもいいんだけど、バスが来たからやはり乗ってしまう。
ところが、だ。

なにこの車の列。



動かないというほどの渋滞でもないが、高崎らしからぬ車の列。
今日が有馬記念だから…という事情もあるのだろうけれど、見たこともない車の列。これは全部馬場内にある駐車場へ入ろうという車列。凄えなあ。

5分ほどしてなんとか高崎場外に到着。
高崎場外に来るのはこれが初めてではなく、高崎競馬場が廃止された後の昨年2月11日に、佐賀競馬の場外に出掛けたことがある。廃止前も高崎競馬が非開催時の場外にはちょくちょく出掛けており、1999年10月の道営ホッカイドウ札幌競馬の場外(メインレースはエーデルワイス賞)、同じく12月には中津競馬の名物、女性ジョッキー招待競走、卑弥呼盃の場外にも出掛けたことがある。今にして思えば、中津競馬の新聞は貴重品である。コンピュータ出力が全盛の御代にあって、あの頃でさえ未だに活版印刷だったからなあ…。そういえばその昔は、1990年代中頃まで、「ホースニュース馬」の地方版も活版印刷だったなあ。活字がたまに転がっていて面白かったなあ…。

まずは売店で水沢と帯広の新聞を仕入れて、臨戦態勢を整える。



家で、知る人ぞ知る「ばんえい金太郎」も印刷しておいた。その昔は「謎のガリ版刷り新聞」として名高かった新聞。そういえば南関東も、「毎日」だったかの謎の新聞が置いてあったなあ。1990年代後半にはなくなってたけど。
ばんえいを知る人に言わせると、「専門紙と金太郎の印を絡めて買うと大抵の馬券は取れる」らしい。本当かしらん?
地方競馬発売エリアの「BAOO高崎」エリアは、このような感じ。



中央と地方の場外施設として再出発しているだけあって、競馬場のスタンドはほぼそのままの形で残されている。建て直すとすれば莫大な費用がかかるだろうし、現状の施設でもファンは文句は言わないのだろうからこれでいいのだろう。

表に出てコースとスタンドを見てみよう。



今日は有馬記念とあって、多くの客がスタンドへ出てひなたぼっこをしている。スタンドは南向きだから、これがまた気持ちがいい。
この写真だけを見たら、今にも馬がコースを走ってきそうだが、そのコースには車が止まっている。コースはアスファルトで固められて、ダートコースの面影はない。ラチはそのまま残っているので、旧コースだというのはよくわかるが。
着順掲示板も、このままシャッターが閉じられて、そのまま朽ち果ててしまうのだろうか。



スタンドの一角に、こんなものが。



高崎観音のお告げですかい?
まあ、普段いかに人がいないかを物語る張り紙だわな。人がいりゃ小便なんてできんだろうし。

役割を終えたゴール板。この前を通るのは、もはや車だけのようだ。



思い起こせば2年前は、このゴール板を馬が駆け抜けていたのだ。



スタンドも、人が少ないながらも、それなりには活気があったのだが…。
まあ、3連休中でもこれくらいの人手しかなかったのだから、経営状態など推して知るべしであろう。



蹄の音もけたたましく、そこを馬が駆け抜けていたのだ。



パドックへ行ってみよう。
誰もいないパドックは、2年の時が経ち、荒れ果てるがままに放置されていた。



誰もいないところに「ストロボ撮影禁止」だなんて言われても、今となっては馬も人も、誰も困るわけではないので、堂々とストロボ撮影させて貰うww



このパドックに馬が10頭も歩けば、狭さを感じたものだった。





このパドックを、馬が歩くことも、馬名を表示することも、もうない。



コースへ出てみる。
アスファルトで固められたコースを、4コーナー側へ俯瞰。
高崎競馬場の直線は、地方競馬場としては長い300メートルはあった。そのぶんコーナーはきついが、3コーナーから捲り気味に上がっていった馬でも届く、直線の攻防がスリリングなところだった。



同じ地点からゴール方向、1コーナーへ。
騎手も、馬も、目一杯な地点から。



コース脇には、1400メートルのスタート地点を示すハロン棒が残されていた。



競馬場としての形としては、まだまだ残されているが、競馬場の役割を果たすことは、残念ながら、もうない。



場内ではディープインパクトの引退式を、食い入るように見つめていたファンが多かった。



ちなみに馬券の収支だが、ばんえいは5戦2勝、水沢が4戦1勝でまあトントン。
中央は、馬券の総投資額が4000円だったが、中京最終レース、尾張ステークスで馬連5770円をぶち当ててプラス収支! やったねパパ。須貝が来てくれて助かったよ~。
ここは地方の売り場と中央の売り場が隣り合っていて、総じて地方の売り場が空いているから、空いているベンチにベースを作れば、中央の馬券を買い込んで、その間に地方の馬券を予想して買うのも可能。隣り合っているから中央も地方もすぐに買いに行けるので、東京や福島の岩手場外の施設より数段便利だ。福島はまだ売り場が隣にあるが、府中の岩手場外は隔離されたスペースにあり、中央のレースを見るのは同じフロアで出来るが、馬券を買うには上のフロアを往復しなければならない。その点高崎は横移動すればいいだけの話なので、便利なことこの上なし。しかも混雑知らず。有馬記念も混まずにすいすい。これが本場の中山だったら、絶対こうはすんなり馬券は買えない。
BAOO高崎は、クセになりそう。
通うかなww


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2 コメント

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競輪でリベンジだ! (MM723線)
2006-12-26 07:35:14
その日の府中本町~是政周辺は、競艇と競馬の往来で府中街道など数珠つなぎになってました。

有馬は2着抜けでズッコケるわ、Zeppでdreamのライブもあり&関テレの「ドリーム競馬」で宮川一朗太さんが卒業のせいかドリームパスポートが4着に沈むわ、
中京の尾張S・阪神のファイナルCで、共に柴ちゃん(4・8)&ひとみん(13)のメロン記念日3連複馬券(3連単で10万以上も?)が炸裂するわで散々でした。

http://www.helloproject.com/artist/14/index.html

武道館で行われたALFEEのコンサートで、桜井賢(まさる)さんが腰をくねらせながら「ハッスル!ハッスル!」とやってましたわ。

競艇・・・中澤姉さんも辻ちゃんもダメだったか。。。
加護(亜依)ちゃんの復帰は、いつになるやら?
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今年は (小馬太郎兵衛)
2006-12-26 09:10:54
日ハムが日本一だけに坪井でしたか…orz
松井から買って、坪井までなんて手は回せませんよ。
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