ギターを愛して

2017-05-21 | 【断想】音楽
 ヴィラ=ロボスの「ギター・コンチェルト」を聴いた。
 ギターを愛したヴィラ=ロボスには、ギター曲が少ないと言う。
 よくあることだ。
 わたしは、「優しくて、屈託がない」作品と感じた。
 耳に、こころに心地いいのだ。
 ヴィラ=ロボスに関して書かれているものをぺらぺらっと開いて見た。
 「恥ずかしげのないクライマックス」があるとの評がある。
 そんな印象を持たれることは、そうかなと思う。
 いくらか、目立つからだ。
 だけど、「屈託のなさ」の表れとも言える。
 そんな評が全体をおとしめないようにと思う。

屈託のない曲

2017-05-21 | 【断想】音楽
 何か、気持ちをととのえる音楽を聞きたいと思った。
 ヴィラ=ロボスの「ギターと小さなオーケストラによるコンチェルト」を聴いた。
 優しくて、屈託のない曲で、思いはほぼかなった。
 ナルシソ・イエペスがギターを弾いているCD。
 ヴィラ=ロボスは、若い頃、ギターをかついで、ブラジル全土を放浪したと言う。
 きっと大きな糧になっているのだろう。