反ヘイトスピーチ:大阪市民ら「仲良くしようぜパレード」
毎日新聞 2013年07月14日 19時53分(最終更新 07月14日 21時07分)
在日コリアン排斥など、特定の外国人を標的に差別的な言動を繰り返すヘイトスピーチ(憎悪表現)デモへの反対活動を続ける市民らが14日、大阪市内で「おおさか・アゲインスト・レイシズム(人種差別主義)仲良くしようぜパレード」を実施した。約600人の参加者は大阪のメインストリート、御堂筋を約3.5キロ歩き、「差別はいらない」などと訴えた。
大阪などでは週末ごとに、街頭などでヘイトスピーチのデモが繰り広げられている。今回、ヘイトスピーチに対して抗議活動を続けていた市民有志が、人種差別反対の意思を全面に出して訴えようとパレードを企画した。
この日は、大阪市北区の中之島公園を出発。参加者は音楽や太鼓の音に合わせ、「レイシズムをやめろ」などと声を上げた。
大阪府八尾市の会社員の男性(40)は「国の関係が良くないからといって、レイシズムをくっつけて攻撃するのはおかしい」と話した。【栗田亨】
全く。
国との関係と国民同士の関係を区別することは重要。
例えば、韓国とは、竹島問題、慰安婦問題が争いの主要因だが、これらも国同士で、建設的に解決していく必要がある。
私見では、竹島問題は国際司法裁判所で、慰安婦問題は両国と米軍に搾取された韓国人慰安婦に日米韓共通の基準で謝罪と補償をするのが、建設的な解決法である、と思う。
そして、かりに問題があっても、あるいは、あるからこそ、国民同士が仲良くしていこうという態度が重要。
また、国民を十把一絡げにしないで、個人単位で評価していくのも重要である。
ある日本人が嘘をついたからといって、すべての日本人が嘘つきなわけではない。