ぼやかせていただいております。

「大年増の厚化粧」発言で世間は怒るが「ハゲジジイ」発言はたぶん笑う。「米国では」じゃなくて、「米国でも」

2018年04月24日 18時23分11秒 | Weblog


全体として、趣旨はわかるし、賛同もするが・・・

小池旋風が吹き荒れた2016年の東京都知事選での、「大年増の厚化粧」(by 石原慎太郎氏)のときとまったく同じだ。

 自他ともに認める“権力者”である石原元都知事が、増田寛也候補を応援する決起集会で
 「大年増の厚化粧がいるんだな。これが困ったもんで、あの人は嘘つきだと思いますね」
 と、攻撃したのを爆笑した壇上の男たち。ニヤニヤした対立候補の増田氏。

 「あの発言は、正直うま味があったのではないですか?」「あの発言は、ありがたかったのではないですか?」と、繰り返し小池氏に詰め寄ったメディアの記者。

 さらには、アノ池上彰氏でさえ、
 「(選挙戦では)厚化粧と呼んだ人がいましたが、『しめた』と思ったんじゃないですか」
 と、小池さんに選挙速報後に迫った。

 もし、小池氏が「香水をプンプン臭わせているジジイがいるんですよ。これが困ったもんで、あの人は嘘つきだと思いますよ」と言ったら、男性たちは同じような質問を石原氏にしたのだろうか?


これは違うんじゃないの?

全般的にいえば、女性の方がよほど差別されているのは確かだが、女性について、「大年増の厚化粧」と男が発言すれば、世間は怒るが男性について「ハゲジジイ」と女性が発言しても世間は笑うだけ、という状況がいまだにある。

世間の動向を操る女性政治家とすれば、「ふざけるな」という思いがあるのと同時に、「よっしゃ、これを風向きを変えるのに使ってやれ」と思っても不思議ではない。

他方、男性政治家は、「あのハゲジジイ」と言われて、笑ってやり過ごすしかないのではなかろう。石原氏が非難されたほど、女性発言者が非難されるか、というとそういうこともあるまい。「言ってやった!」と女性を喝采する声さえでかねない。

日本でセクハラ事件が盛り上がっている頃、米国では「#Me Too」を合い言葉に、社会のセクハラに対する見方を一変させたニューヨーク・タイムズ紙とニューヨーカー誌が、ピュリツァー賞を取った。

 「裕福で権力を持つ性的搾取者を暴き出し、抑圧や残虐性、口止めに対する責任を追及し、女性への性的虐待を償わせる衝撃的な報道だった」(by カネディー事務局長)



「米国では」じゃなくて、「米国でも」被害者バッシングはvictim blaming と呼ばれてあるし、





ワインシュタインスキャンダルを暴露した記者の所属NBCは、最初は無視。そこで、日本と同じように他社にもっていったのだ。

Media complicity

外国特派員だって伊藤詩織さんの事件を最初は無視 *1

ピュリツァー賞あげたのが偉いというなら、日本でも、報道なんと賞とか、新潮の記事に贈るように、河合 薫 さんが声をあげるべき。

日本の女性もあるいは、世間も、セクハラに対して声をあげてきた。

いま、また、うねりが起きている。

アメリカや白人の威をきて、なんかしようとしないで、声をあげてきた日本人をちゃんと評価し、自分達の力で、自分たちが主体になって、声をあげていくべきだな。

こんなところでアメリカや白人に従属的立場を再生産させるべきではない。 そんなことでは、はからずも、日本人の女性の Empowerment に逆行していることを悟るべきだ。



*1
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« “If our diplomatic efforts ... | トップ | 「男たち」を「韓国人」に言... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事