サウジの女性が自国の運転禁止令に刃向かって運転しているのを絶賛してる。サウジは時代遅れだ、と。
この人の、あるいは、海外の報道するアメリカ人ジャーナリストたちの典型的な手法で、他国の間違った習慣や人権侵害を取り上げて、他国を”遅れた”国として表象し、それでいて、自国の軍隊が搾取してきたアジア人性奴隷については、一言も報道しない。
自国を批判するときは、ポジティブな面もたくさん指摘して、他国、特に、白人が支配的でない国を批判するときは、おおざっぱに、なるべくネガティブに、そして、センセーショナルに
遅れたアジア、中東、アフリカを教導して進歩させてあげるというアメリカ例外主義、ヒロイズムというのは、アメリカ人にわりに絶賛されるんでしょうね。
日本が植民地支配して、他国に教育やインフラを整備していったときも、多くの国民が誇りに思ったんでしょうけど、たぶん、それと似たような感覚があるんじゃないでしょうか。