Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

「目には目を」か?

2018年07月11日 18時05分31秒 | Weblog








 刑罰の理論というのは、欧州でも古くからあって、複雑なわけですけど、被害者個人の人権を大事だと思うのは昔からその通りなんですね。で、その人権を侵害してしまった場合に、「目には目を、歯には歯を」というのは、、正義の古い定式としてはありますけど、それじゃあ、例えば、30人殺しておいて、犯罪者1人が死ぬだけでは、理屈としては”公平に釣り合”っていない。

 こうした場合、報復型釣り合いでは、公平は実現できていないわけです。

 そもそも、腕を切ったやつは、その腕を切ってやればいい、強姦した奴は強姦してやればいい、というわけには現代社会ではいかない。残酷な刑罰はやめよう、というのが、成熟した社会なわけですね。

 腕を切った奴は、罰に値するけど、腕を切る以外に適切な償いのしかたがあるだろう、というわけですね。

 たしかに、殺人を犯したやつも罰に値し、死刑もその一つかもしれませんけど、死刑以外の適切な償いだってあるんじゃないか、というのが、死刑廃止論の立場であります。

ちなみに、BBCが両論まとめているようですが
Ethics guide

Capital punishment


そのなかで、死刑にしたほうが高くつく、


Financial Facts About the Death Penalty


というデータもあるわけですね。

BBCのまだみていないんですけど、時間のあるとき読んでみることにします。



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