こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

あそこはあそこで石の上にも三年

2021年10月29日 | 日々思うこと、考えること
 昨日よりすこし寒いようだが気にならない爽やかな朝。昨日インフルエンザワクチンを打ったところが少々痛いが、その程度はファイザーの新型コロナワクチンとどっこいどっこい。何にせよ、体の中に異物を入れるとはこういうことだ。午後、臨床系の学会での発表があった。これを無事終え、この秋の大きなイベントはひと通り終わった。

 今回の総選挙、私は期日前投票を済ませてしまったので、いまさら聞いてもしょうがないのだが、たまたま政見放送が流れている時は見ている。自民党の政見放送は岸田さんの話が言語も意味も明瞭でなかなかいいのだが、神奈川東京は立候補者が多すぎ、それぞれの主張が細切れであまり面白くない。比例の元スピードの人によるインタビュー形式も仲の良い親子の会話のようで今ひとつだった。立民枝野、維新松井吉村あたりの発言は、今後の政治の行方を考える上で覚えておいていいと思った。れいわ山本も面白い、さすが街頭演説で鍛えただけのことはあるが、少数政党ではその政策の実現性がほとんど無いのが残念。日本一なんてところもあったが、ああいう政党でも1万票ぐらいは取るのだろうか。

 あとは、N党。2年前の参院選まではお騒がせ泡沫政党だったのが、あれよあれよという間に一議席を獲り、いまやその知名度は国民、社民よりも高いのではないだろうか。NHKとなんとか弁護士法でとかいう正式な党名を覚えることはできそうもないが、NHK党というのは多くの国民の脳裏に焼き付けられている。石の上にも三年とはまさにこのことだ。党是であるスクランブル放送実現については、現在のNHKの放送内容からすると私としては否定的だ。反日的とかいう意見もあるが、女性や子供の権利の尊重、貧困問題への取り組みなどの報道姿勢に私は共感しており、公共放送とした十分国民の意識啓発に大いに役立っていると思うからだ。選挙報道でのN党の扱いが他の党と公平なのもいい。

 N党の立花という人も、N党とか、NHK党というのが、実はNHKの後援団体的になってしまているのを薄々感じているのではないだろうか。だから、裁判しているなどということを全面に押し出さざるを得なくなっているのは皮肉なものだ。そのN党の政見放送、聞いてみると結構いいことを言っていた。途中で話すことがなくなって比例はN党にというテロップが延々と流されていたのも味わい深かった。
あと3日で

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