夏の暑さがやってきて、犬の散歩も早く出る。6時過ぎになってしまったけど、昨晩の大雨のおかげで、少しだけ空気はひんやりしていた。
昨日、大雨の中、お祭りが行われたという話を聞いたけど、神社の前を歩いたら、大いににぎわったのが嘘のように静かだった。
そのとき、私たちの前を自転車がすっと通り過ぎていった。あの匂いとともに。
そう、タバコの匂い。臭いなー、と思いながらその自転車と同じ方向に歩いていったら、いつまでたってもその匂いが残っている。タバコの匂いという弾幕を張られているような状態では、朝の散歩も台なしだ。
あきらめて、道を変えることにした。
タバコは吸うのは、すう人の勝手だけど、周りにはタバコの匂いが苦手な人がいるということを忘れないでほしい。夕方も、買い物に出かけたら、自分の店の前の通りで煙草を吸っている人がいた。投票所に向かうときにも、煙草を吸いながら原付に乗っている人に追い抜かされた。
それぞれの人がどういうつもりでいるのか、元喫煙者としてはよくわかる。ニコチンが切れたときに吸いたい。それは、周りの人には関係ない。自分の中毒症状を解決するのが最優先だ。ああ、あの人も、この人もニコチン切れなんだとわかる。そして、自分がどれほど周りを台無しにしているか気づいていないことも。
わかってくれないかな、やっぱり無理だろうな