賢太郎の物書き修行

IT系と政治関連の事件を中心にコラム風に書いています。趣味は舞台、だけど最近は殆ど観てないな~。

みんながもっと就職の選択肢を増やすべきだ

2011-02-17 00:08:33 | ビジネス
小飼弾氏が「瞬縁社会の勃興」http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51632626.htmlと題してエジプトの件について考察している。なるほど…。

もしかしたら「リーダー」が組織のボトルネックになる時代になったのかもしれない。今や、人間の歴史上で最も豊かで情報格差のない時代になった。リーダーが最も情報を持っている保証はなく、肩書きで黙っていても情報が集まるわけでもない。情報を集める仕組みはリーダー自身が構築する他はなく、それが出来ない人は力を発揮出来ない。

仕組みを作るのは結構タイヘンで、パワーがいる。それだけに体力がないと続かないものだ。大企業で遣り手だったのが中小企業や企業再建で失敗するのは言わなくても情報はみんなが持ってくるものだと思っているからだ。

ベンチャーで一度でも働けば分かるが、一番ハードに楽しんで働くのは経営者だ。毎日社員や顧客や投資家とコミュニケートするために自ら情報を収集し、資料を作る。

その意味で今ほど大企業でのキャリアが無意味な時代もない。

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