Duffers Japan

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豊田社長

2010-02-19 18:04:24 | Weblog
トヨタの一連の不具合・リコールの余波が収まらない。
特に社長が出てきてからより混迷の度を増している感がある。

以下は先だっての会見の一部抜粋。

「 実需以上の売り上げを伸ばしてきたことも事実 本来は売れるものしか作らない それを破ったことは反省しないといけない 品質を支える人材を育ててこなかった 顧客の不平不満を分析する力も劣っていた 」

まぁ僕も一度トヨタの客相に電話したことがあるのだが、対応いただいた声から50歳くらいの男性の他人事のような対応に、トヨタ自動車と消費者との感覚の差のようなものを感じたが、今回はまさにそのようなトヨタの気質が露呈されてしまったことが問題の本質の部分なのだろう。

しかも去年だかに社長になったばかりの御曹司があろうことかそのような会社の問題を世間の前で露呈してしまった。

部下が社長を守っているのに、社長が裏切った?ようなかっこうだ。

確かに真実は社長のいうところが正しいのだろう。前に書いたトヨタ出身の教授の話からもトヨタが良いものを作るという思想からは大きく離れ、コスト優先にものづくりをしていたことは疑いない。

ただそれは社長が認めてはいけない。
そんなことを言ったら、僕を含めたトヨタユーザーはそのような考えで作られた車を今も乗っていることになるからだ。
たとえリコールにならなくても、ものづくりの思想は同じということになるからだ。

だから今回の社長の会見には本当にがっかりしたし、やはり修羅場をくぐり抜けてない経営者の危うさのようなものを感じた。

というわけで車を乗る度にちょっとブルーな気持ちになる。
高い車なのに、中身の思想は薄っぺらいと…

残念です。

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