高速道路無料化

最初に前置きしておくが、僕は決して無料化論者ではありません。
悪しからず。

今日のニュースで鳩山政権のマニフェストである、
「高速道路無料化」
のおおよその方向性が示された。
内容は、
東名高速
名神高速
本四架橋
は無料化で除外するというもの。
理由としては交通集中による
渋滞
と
二酸化炭素増加
というごもっともな話だ。
でもこんな理由後付けなことは明白だ。

理由は
東名・名神は交通量も多く、無料化にすることでの高速道路会社へのマイナスが大きいこと、
本四架橋はフェリー会社への配慮
だろう。

なぜ、もうとっくに借金が償還されている路線の料金が有料のまま、赤字を垂れ流す路線を無料化してそちらの負担に使われなければならないのか？
しかも本四架橋もセットにしての話であって、まさに迷走といっていいと思う。

少なくともこれは「道路」で区切るものでは無く「区間」で区切らなければおかしいだろう。
さらには本四架橋が除外されることは政治的な意味合いが強すぎると思うのだが。

おそらく国民誰しもが「高速道路無料化」に諸手をあげて賛成ではないことは明らかである。
ただもしやるとするのであれば、少なくとも得られる便益の対価を平準化するようにしてほしいと思うのだが…

出張終了

3泊4日の東京出張もようやく終了。

市況が厳しい中でのミーティングでもあり、プレゼンテーターも口々に、
「未だかつてない厳しい状況」
と前段で前置きが入る状況だった。

そうしたなかであるが、自分なりには色々問題点も指摘したし、改善の方向性も提案したつもり。

ただ、やはり短絡的・短期的な具申が支配する状況。

こういう状況だからこそ基本的なことが大事だと思うのだが。

頑張らなければ。