that blog-ish thingy

ブログ的なアレです。

たられば話

2005年02月14日 | ぐだぐだな会話
今さらではあるが、年明けに大学の同期5人と新年会をやった。

「どうよ、最近?」
「お前、もうすぐ院卒業かぁ」
「仕事、そろそろ大変だよなぁ」

なんて話しをしつつ、徐々に「あいつはどうだ、こいつはどうだ」的な「同期の近況を共有しようよ」タイムへと入っていく。

その中で出てきたのが、同期のF田の話し。
このF田。我ら、大学同期の中でアイドル的な存在で「付き合いたいけど、どうも高嶺の花で近づけるようで近づけない」という、何ともすっぱくてほろ苦い存在だった。





突然ですが、けんたこと私。大学のサークルでは「総務」という、良く言えば「マルチな事をやる」、悪く言えば「どこの役職にも当てはまらない事をやる」という何とも言えない微妙な役職に就いておりますた。

そんな地味で曖昧な役職だったのだが、突然このF田が立候補してきた。「あ・・・あのアイドルが・・・ラッキー!!」と思うと同時に「しかしまた何でこんなどうでもいい役職を?」それが最初のリアクションだった。

聞いてみると「え?だってけんたが総務やるから・・・」って言うじゃなーい!?

は、春到来ですかっ!!

なんて思ったのも束の間、「けんたが仕事全部やってくれそうだから、楽じゃない?」という何とも悪女っぷりを炸裂し、その1週間後には先輩と付き合い始めるという散々な結果に。

残念っ!

と、そんなF田も、数々の男の熱いラブコールを受けながらも社会人になり、なべやかん似らしき会社の同期と付き合い始め、さらには近々に結婚するとのことで、同期男一同ががっくりと肩を落とした事は言うまでもない。




話しを戻して新年会。
たまたまなのだが、新年会には、F田に対して、何も具体的なアクションを起こさず、淡い恋心だけを抱いていた、アホ3人が。わしとココリンともしくん。

当然、このF田の結婚話しに食いつかないわけがない。

「おい、そういえばさ、F田の結婚」
「痛いよねぇ・・・」
「だって人のものになっちゃうんだよ・・・俺らのF田じゃなくなるんだよ?」
「元々俺らのものでもなかったけどね」
「あの時付き合ってたら・・・なんて思わない?」
「うーん。かなり思う。あの時付き合ってたら今頃結婚するとか言ってるの俺らだったかもしれないしねぇ・・・」
「これが俺らだったら・・・人生バラ色だねぇ」
「つーか、俺らが先に結婚してたら、別にF田が結婚しても文句はないんだけど・・・」
「だよねぇ・・・いかんせん俺らが幸せじゃないもんね」
「みんな彼女できた?」
「出来ない」
「じゃあ合コンしようぜ!」
「え、俺特にメンツ集められないんだけど・・・」
「あ、俺も・・・」
「じゃあ今年もダメかなぁ・・・」
「そんなことないよ!頑張ろうぜ!」
「でも心当たりないじゃん」
「じゃあやっぱりダメだね」
「うんダメだね・・・」



もう完全にぐだぐだ

こんなおぎやはぎ的な生産性のない「たられば話し」をしながら夜は更けていったのでした。

というわけで、とりあえずF田さん、結婚おめでとう。
幸せになっちゃってください。
ちなみに気が変わったら、僕はいつでも扉を開けて待ってますから。
もしよかったら。
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おいの青春が・・・

2005年02月13日 | なんとなくアレなやつ
田中麗奈、ラルクギタリストkenと同棲!? (日刊スポーツ) - goo ニュース

女優田中麗奈(24)が、今日10日発売の写真週刊誌フライデーに、人気ロックバンド、ラルク・アン・シエルのギタリストken(36)と“同棲(せい)生活中”と報じられている。今月上旬に東京・世田谷のスーパーマーケットで2人で買い物する姿、1月下旬には都内にあるkenの自宅から焼き肉店で食事を楽しみ、再びken宅に戻る姿などを撮られている。

 同誌によると、2人は6年前から友人で、本格的な交際に発展したのは半年前からだという。kenはデビュー直後に結婚したが、2年半後に離婚。その半年後にエレベーターガールと結婚したが、離婚している。麗奈はこれまで、グループ交際する友人を“熱愛”と報じられたことはあったが、親密交際が明らかになったのは初めて。






がびーん!!




がびーん!!




がびーん・・・




はげちゃびーん・・・




俺の青春かえせぇー!!




あぁーあぁ・・・
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前を向いて生きよう

2005年02月09日 | なんとなくアレなやつ
どうもご無沙汰しております。けんたです。
しばらくお休みしてました。ごめんなさい。

実は先週、大学の友達が亡くなってしまったために、「ショック+自粛」の意味でBLOGはお休みしてました。突然重い話しですが、まあ、そういう事でひとつご理解頂ければ幸いです。

しかし本当に突然でした。大学の同期のMLに亡くなったという連絡が何の前触れもなく入ってきて、さっぱり状況が飲み込めず。

そういえば、大学の時はそれなりに会っていたものの、社会人になってからはというものの、すっかり疎遠になってしまっていた。最後にあったのは去年のどこだっただろうか、みんなで一緒にダーツをやった時だっただろうか・・・。

それだけに「亡くなりました」と言われても「はぁ・・・?」とまるでピンと来ない日々が続く。理解が出来ない。真っ白なもやもやした何かが胸の奥でどろどろしている。

「本当にいないの?」
「どっかからひょっこり現れそうだな・・・」
「実感がまるで湧かん・・・」

色々な人に電話をしても、私同様に、現実を受け入れられていなかった。
始めての経験なので、状況を把握出来ず、どう消化していいか分からず・・・みんなでそんな戸惑いを隠しきれずに、ただただ日々が過ぎていった。理解しようともがき苦しんでいた。





しかし「理解」は出来ていなくても、心のどこかで「覚悟」はしていたのかもしれない。
「何でもっと遊ばなかったんだろう、何でもっと話さなかったんだろう」、心のどこかで自分を責めたりもしていたのかもしれない。
「自分の人生はどうだろうか、いつまで続くのだろうか、死とはなんだろうか」、心のどこかで未知なる世界への畏怖を覚えていたのかもしれない。

そして、苦悩と葛藤の末、体調不良まで起こすようになった。
意識が飛びそうになるほどの目まい、吐き気、体力低下・・・。
木曜日は早退し、金曜日はきっちりと定時で帰った。

「どうしていいか分からない」
その感情だけが自分を支配していた。どうにかして整理したかった。





そんな心のもやもやを抱えながら、土曜日、お別れ会があった。

ようやく現実を直視出来た。
現実を完全に受け入れる事は出来なかったが、理解は出来た。

今までは会えたのに、もう会えない。
あんな昔話も、こんな今の話ももう出来ない。
天国に行ってしまったんだ。

理解すると同時に様々な感情が溢れ出した。
悲しいんだ、寂しいんだ、悔しいんだ。
でも、これだけ友達がいるんだ。同じ時間を共有出来る人たちがこんなにいるんだ。自分は一人じゃないんだ。

少しだけ安心出来た。みんなの存在が自分を楽にしてくれた。





次の日、先輩とダーツをした。
その先輩は亡くなった同期と仲が良く、わりと頻繁に遊んでいたらしい。

「俺は、亡くなったのを知った直後はすごく悲しかったよ。モロに感情が来た。だって、今まで普通に遊んでて、来週も鍋やろうって言ってたのに、それが突然出来なくなったんだよ。もう二度と出来ないんだよ。大切な人がいなくなったんだよ」と。

さらにこんな事も言っていた。
「でもな、前向いて生きようぜ。人が亡くなってから四十九日間は『御霊前』って言うんだよ。四十九日間は霊として現世をさまようんだよ。で、四十九日以降は『御仏前』になるのよ。でもね、現世の人たちがずっと悲しがっていると、霊が成仏出来ずに仏になれないわけよ。だから、みんなのためにも前向きに次を生きなくちゃならんのよ」

心に染みる一言だった。





悲しみなんか消えるわけはない。
でも前を向いて生きなければ。
一分一秒たりとも無駄には出来ない。
一生に一度の人生、納得の行くまで生ききらなくちゃいけない。
友達もこれだけいる。みんながお互いを支えあっている。
亡くなった同期の分までみんな幸せにならなければ。

前を向いて生きよう。

素直にそう思えた。





とゆーわけで。

これからも引き続き頑張ってBLOGを書いていきたいと思います。
そんなこんなで、今後とも変わらずのご愛読をよろしくお願いします。
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