今さらではあるが、年明けに大学の同期5人と新年会をやった。
「どうよ、最近?」
「お前、もうすぐ院卒業かぁ」
「仕事、そろそろ大変だよなぁ」
なんて話しをしつつ、徐々に「あいつはどうだ、こいつはどうだ」的な「同期の近況を共有しようよ」タイムへと入っていく。
その中で出てきたのが、同期のF田の話し。
このF田。我ら、大学同期の中でアイドル的な存在で「付き合いたいけど、どうも高嶺の花で近づけるようで近づけない」という、何ともすっぱくてほろ苦い存在だった。
突然ですが、けんたこと私。大学のサークルでは「総務」という、良く言えば「マルチな事をやる」、悪く言えば「どこの役職にも当てはまらない事をやる」という何とも言えない微妙な役職に就いておりますた。
そんな地味で曖昧な役職だったのだが、突然このF田が立候補してきた。「あ・・・あのアイドルが・・・ラッキー!!」と思うと同時に「しかしまた何でこんなどうでもいい役職を?」それが最初のリアクションだった。
聞いてみると「え?だってけんたが総務やるから・・・」って言うじゃなーい!?
は、春到来ですかっ!!
なんて思ったのも束の間、「けんたが仕事全部やってくれそうだから、楽じゃない?」という何とも悪女っぷりを炸裂し、その1週間後には先輩と付き合い始めるという散々な結果に。
残念っ!
と、そんなF田も、数々の男の熱いラブコールを受けながらも社会人になり、なべやかん似らしき会社の同期と付き合い始め、さらには近々に結婚するとのことで、同期男一同ががっくりと肩を落とした事は言うまでもない。
話しを戻して新年会。
たまたまなのだが、新年会には、F田に対して、何も具体的なアクションを起こさず、淡い恋心だけを抱いていた、アホ3人が。わしとココリンともしくん。
当然、このF田の結婚話しに食いつかないわけがない。
「おい、そういえばさ、F田の結婚」
「痛いよねぇ・・・」
「だって人のものになっちゃうんだよ・・・俺らのF田じゃなくなるんだよ?」
「元々俺らのものでもなかったけどね」
「あの時付き合ってたら・・・なんて思わない?」
「うーん。かなり思う。あの時付き合ってたら今頃結婚するとか言ってるの俺らだったかもしれないしねぇ・・・」
「これが俺らだったら・・・人生バラ色だねぇ」
「つーか、俺らが先に結婚してたら、別にF田が結婚しても文句はないんだけど・・・」
「だよねぇ・・・いかんせん俺らが幸せじゃないもんね」
「みんな彼女できた?」
「出来ない」
「じゃあ合コンしようぜ!」
「え、俺特にメンツ集められないんだけど・・・」
「あ、俺も・・・」
「じゃあ今年もダメかなぁ・・・」
「そんなことないよ!頑張ろうぜ!」
「でも心当たりないじゃん」
「じゃあやっぱりダメだね」
「うんダメだね・・・」
もう完全にぐだぐだ
こんなおぎやはぎ的な生産性のない「たられば話し」をしながら夜は更けていったのでした。
というわけで、とりあえずF田さん、結婚おめでとう。
幸せになっちゃってください。
ちなみに気が変わったら、僕はいつでも扉を開けて待ってますから。
もしよかったら。
「どうよ、最近?」
「お前、もうすぐ院卒業かぁ」
「仕事、そろそろ大変だよなぁ」
なんて話しをしつつ、徐々に「あいつはどうだ、こいつはどうだ」的な「同期の近況を共有しようよ」タイムへと入っていく。
その中で出てきたのが、同期のF田の話し。
このF田。我ら、大学同期の中でアイドル的な存在で「付き合いたいけど、どうも高嶺の花で近づけるようで近づけない」という、何ともすっぱくてほろ苦い存在だった。
突然ですが、けんたこと私。大学のサークルでは「総務」という、良く言えば「マルチな事をやる」、悪く言えば「どこの役職にも当てはまらない事をやる」という何とも言えない微妙な役職に就いておりますた。
そんな地味で曖昧な役職だったのだが、突然このF田が立候補してきた。「あ・・・あのアイドルが・・・ラッキー!!」と思うと同時に「しかしまた何でこんなどうでもいい役職を?」それが最初のリアクションだった。
聞いてみると「え?だってけんたが総務やるから・・・」って言うじゃなーい!?
は、春到来ですかっ!!
なんて思ったのも束の間、「けんたが仕事全部やってくれそうだから、楽じゃない?」という何とも悪女っぷりを炸裂し、その1週間後には先輩と付き合い始めるという散々な結果に。
残念っ!
と、そんなF田も、数々の男の熱いラブコールを受けながらも社会人になり、なべやかん似らしき会社の同期と付き合い始め、さらには近々に結婚するとのことで、同期男一同ががっくりと肩を落とした事は言うまでもない。
話しを戻して新年会。
たまたまなのだが、新年会には、F田に対して、何も具体的なアクションを起こさず、淡い恋心だけを抱いていた、アホ3人が。わしとココリンともしくん。
当然、このF田の結婚話しに食いつかないわけがない。
「おい、そういえばさ、F田の結婚」
「痛いよねぇ・・・」
「だって人のものになっちゃうんだよ・・・俺らのF田じゃなくなるんだよ?」
「元々俺らのものでもなかったけどね」
「あの時付き合ってたら・・・なんて思わない?」
「うーん。かなり思う。あの時付き合ってたら今頃結婚するとか言ってるの俺らだったかもしれないしねぇ・・・」
「これが俺らだったら・・・人生バラ色だねぇ」
「つーか、俺らが先に結婚してたら、別にF田が結婚しても文句はないんだけど・・・」
「だよねぇ・・・いかんせん俺らが幸せじゃないもんね」
「みんな彼女できた?」
「出来ない」
「じゃあ合コンしようぜ!」
「え、俺特にメンツ集められないんだけど・・・」
「あ、俺も・・・」
「じゃあ今年もダメかなぁ・・・」
「そんなことないよ!頑張ろうぜ!」
「でも心当たりないじゃん」
「じゃあやっぱりダメだね」
「うんダメだね・・・」
もう完全にぐだぐだ
こんなおぎやはぎ的な生産性のない「たられば話し」をしながら夜は更けていったのでした。
というわけで、とりあえずF田さん、結婚おめでとう。
幸せになっちゃってください。
ちなみに気が変わったら、僕はいつでも扉を開けて待ってますから。
もしよかったら。