ここ数週間、予想外のトラブルに見舞われ、チームのパフォーマンスも低下。
担当のお客さんのみならず、担当の上の上の上にいるCIOまでがプレッシャーをかけてくる毎日。
そんなギリギリな中で本社からの「死人に鞭打つ」ような理不尽な指示。
プッチーン!
今まで理性で縛り付けていたアレが切れた。
(定期イベント化してきているような気もしますが)
そんな一連のやりとりを見ていたのだろうか。
お客さん(担当の人の上司)が声をかけてくれた。
客「どうしたんだ、怖い顔をして」
け「あ、いや、その・・・すいません」
客「けんたくんはすぐに顔に出るな。話してみ」
け「えっと、そッスね・・・実は本社からウンヌンカンヌン言われて・・・」
客「分かった、でもそんな瑣末な事はどうでも良い」
け「・・・はい」
客「本社にいる上司は今の仕事を失敗させようとしているの?」
け「・・・いや、そういうわけじゃないですけど、でも」
客「成功させたいんだろ?上司もけんたくんも」
け「・・・はい」
客「だったら、それは見識の違いだけだ。みんなゴールは一つ。仕事を成功させる事だ。それなのに認識の違いが発生しているのはお前がちゃんと伝えきれていないからでしょ?」
け「・・・はい」
客「いいか?怒るのは簡単なんだ。誰にでも出来る。でもな、怒っても良い事なんて一つもないんだ。俺が昔働いていた職場で、コツコツと一人で作り上げたプログラムがあったんだ。それはかなり重要なプログラムだったんだけど、誰も認めてくれなかった。それでアッタマきたから、作ったプログラムを全部消して会社を去ったわけだ。『ザマーミロ!』って心の中で叫びながら。そしたら後日聞いたんだけど、残った人たちがそれを全部イチから作り直させられたんだって。それ聞いてから半年間は自己嫌悪に陥ったよ」
け「・・・」
客「個人がどんなに怒ったって、結局どの組織も上の人間は『やれ』の一言で終わっちゃうんだよ。末端の人間がどんなに辛かろうが苦しかろうが、そんなのは知ったこっちゃない。方法はどうでも良いから結果を出させる事が上司の役目なんだから」
け「・・・」
客「怒るのはいつでも出来る。そんな中でも冷静になって客観的に物事を見て正しい判断が出来て結果を出せるかだよ。」
け「はい」
客「結果、出してくれるんだよな?」
け「はい」
客「大丈夫だな?」
け「はい、ありがとうございました。少し落ち着く事が出来ました」
と、このわずか5分の会話のおかげで、本社に対しては「現状の問題点・考慮すべきポイント・具体的な改善策・必要な支援」を端的に纏めたメールを書く事が出来たわけです。
私、どうも仕事に関しては感情的になりやすいというか、割とすぐにちゃぶ台ひっくり返せるタイプの人間みたいなのですが、なんというか「怒るのは簡単、誰にでも出来る」っていうのは、自分に対する戒めとして心に留めておきたいなと思いました。
担当のお客さんのみならず、担当の上の上の上にいるCIOまでがプレッシャーをかけてくる毎日。
そんなギリギリな中で本社からの「死人に鞭打つ」ような理不尽な指示。
プッチーン!
今まで理性で縛り付けていたアレが切れた。
(定期イベント化してきているような気もしますが)
そんな一連のやりとりを見ていたのだろうか。
お客さん(担当の人の上司)が声をかけてくれた。
客「どうしたんだ、怖い顔をして」
け「あ、いや、その・・・すいません」
客「けんたくんはすぐに顔に出るな。話してみ」
け「えっと、そッスね・・・実は本社からウンヌンカンヌン言われて・・・」
客「分かった、でもそんな瑣末な事はどうでも良い」
け「・・・はい」
客「本社にいる上司は今の仕事を失敗させようとしているの?」
け「・・・いや、そういうわけじゃないですけど、でも」
客「成功させたいんだろ?上司もけんたくんも」
け「・・・はい」
客「だったら、それは見識の違いだけだ。みんなゴールは一つ。仕事を成功させる事だ。それなのに認識の違いが発生しているのはお前がちゃんと伝えきれていないからでしょ?」
け「・・・はい」
客「いいか?怒るのは簡単なんだ。誰にでも出来る。でもな、怒っても良い事なんて一つもないんだ。俺が昔働いていた職場で、コツコツと一人で作り上げたプログラムがあったんだ。それはかなり重要なプログラムだったんだけど、誰も認めてくれなかった。それでアッタマきたから、作ったプログラムを全部消して会社を去ったわけだ。『ザマーミロ!』って心の中で叫びながら。そしたら後日聞いたんだけど、残った人たちがそれを全部イチから作り直させられたんだって。それ聞いてから半年間は自己嫌悪に陥ったよ」
け「・・・」
客「個人がどんなに怒ったって、結局どの組織も上の人間は『やれ』の一言で終わっちゃうんだよ。末端の人間がどんなに辛かろうが苦しかろうが、そんなのは知ったこっちゃない。方法はどうでも良いから結果を出させる事が上司の役目なんだから」
け「・・・」
客「怒るのはいつでも出来る。そんな中でも冷静になって客観的に物事を見て正しい判断が出来て結果を出せるかだよ。」
け「はい」
客「結果、出してくれるんだよな?」
け「はい」
客「大丈夫だな?」
け「はい、ありがとうございました。少し落ち着く事が出来ました」
と、このわずか5分の会話のおかげで、本社に対しては「現状の問題点・考慮すべきポイント・具体的な改善策・必要な支援」を端的に纏めたメールを書く事が出来たわけです。
私、どうも仕事に関しては感情的になりやすいというか、割とすぐにちゃぶ台ひっくり返せるタイプの人間みたいなのですが、なんというか「怒るのは簡単、誰にでも出来る」っていうのは、自分に対する戒めとして心に留めておきたいなと思いました。
とても、超人吉田の話と同じ人が書いたとは思えない(笑)
でもさ、そのお客さん、とても素敵な人ですね。
そうやって、他人に、ポジティブな影響を与えられる大人になりたいよなぁ・・・って、常々思ってます。
でもさ、デブとハゲは説得力ないから、とりあえず、僕は頭髪はアレな方なんで、体重の方をもう少しナニな感じで頑張ってみたいと思います。
というか、なるほどな。君には教わってばかりですな。どもども。
広い社内、探せばいるでしょうが、少なくともうちの職場にはいません。
いるのは理不尽な上司に有言実行が口癖なのにやらないアホな同僚に仕事しないくせにやってるふりをしてるドアフォな先輩…などなど言えばキリがない。
俺も結構感情的になりやすい人間なので、こういうことを言ってくれる人がいればちょっとは救われるし、ストレスも軽減するし、シャンプーの時の抜け毛も…
いやいやいや。
ボク、ものすごくマジメで、誠実で、アレが色々とナニだったりするんですよ?
>そういうことをちゃんと話してくれる人がいる環境で仕事ができるということはうらやましい限りです。
その代わり、このお客さん超キツイですけどね。
ただ、そこらへんのメリハリが魅力であったりもするんですけどね。
>シャンプーの時の抜け毛も…
わーっ!
ハゲの話は禁止ですよっ!
いや、別にボクが危ないだとか、親父も祖父も(二人とも)ハゲてるから生まれつきのサラブレッドだとか、そういう話は全く全然微塵もこれっぽっちもあったりなかったりするんですけどね。