先日、イギリス人上司から
「いちいち確認を取らなくて良いからドンドン作業を進めてくれ」
「自分の殻に閉じこもりがちだ。仕事を効率的に進めるためにも、飛び込み営業的に周りの人たちに助けを求めろ」
と指摘されました。
以前のブログでもちょこっと触れた話です。
まぁ、個人的な性格や嗜好の問題もあるわけで、これについては、今後意識的に改善を図っていくしかないわけです。ただ、それとは別に基本的な仕事の進め方についても大きな違いがあるんじゃないかと今回改めて感じたわけです。
以下図は、(分かりやすくするためにある程度誇張された表現にはなっていますが)イギリスと日本の仕事の進め方のイメージ図。赤・青矢印は、企業・グループとしての方針やゴール、黒矢印は個人の動き方です。
端的に言えば、日本では「報・連・相」という言葉にもあるように、比較的小まめに上司との確認を取りながら仕事を進める傾向がある。結果として、グループ内での統制がしっかりと取りながら成果を出していくというスタイルが確立されている。なので、自由人はあまりいないのかなと(あくまでもUKと比べて、という意味で)。
ところが、日本と比べると、UKでは個々人が「プロ」として自立をしており、個人に与えられている裁量権が大きく、またそれが当たり前のものとして捉えられているわけで、「いちいち報告せずとも勝手に動くから邪魔するな」という傾向があるんじゃないかと。悪く言えば放任主義。
それで思い出すのが攻殻機動隊の公安9課。
『我々の間にチームプレイなどという都合のよい言い訳は存在せん。あるとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ。』
大袈裟な事を言うつもりはありませんが、感覚的にはこれに近いような気はしています。
まぁ、いずれにしても、このスタイルでの仕事が日本で行われれば、間違いなく「『報・連・相』が足りない」と指摘されるレベルでしょうし、そういう意味では私が「いちいち確認を取らなくて良い」と指摘されたのも、多かれ少なかれこういった事が背景にあるからなんじゃないかと。
別に、ボク個人の足りない部分を棚に上げるつもりではないんですが、ただ、こういう側面も多分にあるんだろうなと。
そんな事をふと思いました。
何か仕事の進め方とか、本当に細かいところで微妙にペースが崩れたりする事が未だに多いんですが、まぁ、アレをナニしながら頑張りたいと思います。
「いちいち確認を取らなくて良いからドンドン作業を進めてくれ」
「自分の殻に閉じこもりがちだ。仕事を効率的に進めるためにも、飛び込み営業的に周りの人たちに助けを求めろ」
と指摘されました。
以前のブログでもちょこっと触れた話です。
まぁ、個人的な性格や嗜好の問題もあるわけで、これについては、今後意識的に改善を図っていくしかないわけです。ただ、それとは別に基本的な仕事の進め方についても大きな違いがあるんじゃないかと今回改めて感じたわけです。
以下図は、(分かりやすくするためにある程度誇張された表現にはなっていますが)イギリスと日本の仕事の進め方のイメージ図。赤・青矢印は、企業・グループとしての方針やゴール、黒矢印は個人の動き方です。
端的に言えば、日本では「報・連・相」という言葉にもあるように、比較的小まめに上司との確認を取りながら仕事を進める傾向がある。結果として、グループ内での統制がしっかりと取りながら成果を出していくというスタイルが確立されている。なので、自由人はあまりいないのかなと(あくまでもUKと比べて、という意味で)。
ところが、日本と比べると、UKでは個々人が「プロ」として自立をしており、個人に与えられている裁量権が大きく、またそれが当たり前のものとして捉えられているわけで、「いちいち報告せずとも勝手に動くから邪魔するな」という傾向があるんじゃないかと。悪く言えば放任主義。
それで思い出すのが攻殻機動隊の公安9課。
『我々の間にチームプレイなどという都合のよい言い訳は存在せん。あるとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ。』
大袈裟な事を言うつもりはありませんが、感覚的にはこれに近いような気はしています。
まぁ、いずれにしても、このスタイルでの仕事が日本で行われれば、間違いなく「『報・連・相』が足りない」と指摘されるレベルでしょうし、そういう意味では私が「いちいち確認を取らなくて良い」と指摘されたのも、多かれ少なかれこういった事が背景にあるからなんじゃないかと。
別に、ボク個人の足りない部分を棚に上げるつもりではないんですが、ただ、こういう側面も多分にあるんだろうなと。
そんな事をふと思いました。
何か仕事の進め方とか、本当に細かいところで微妙にペースが崩れたりする事が未だに多いんですが、まぁ、アレをナニしながら頑張りたいと思います。