that blog-ish thingy

ブログ的なアレです。

人間模様

2009年10月16日 | なんとなくアレなやつ
十人十色と言うが、人間模様も様々だなと思う今日この頃。

【その1】
前の職場で仲の良かったイギリス人は、結婚して、子供が生まれて、離婚して、今は子供とガールフレンドと3人で暮らしている。
とある別の知り合いは、前のダンナとの間に娘を2人もうけて、離婚して、再婚したけれども、そのダンナも連れ子が2人いて、今は子供4人と仲良くやっているらしい。

こういう話が日本では無いとは言わないけれども、この類の話はイギリスでは割と頻繁に耳にする。
そして、みんな割りと普通に、臆せずに話をする。
聞かれてもいないのに話をする。
「もう、そういうもんだから」と言わんばかりに。

日本がどうの、イギリスがどうのという話をするつもりはなく、単に「違う」という話。
あまりのオープンさにビックリすることがあるという話。

人間模様は実に様々だ。



【その2】
イギリスに来ている日本人の女性で「外国人としか付き合いたくない!」という女性がいる。
まぁ、割合としては、そんなにすごくは多く無いのかもしれないけど、ただ、明らかに認識出来るだけの数は存在している。

さて。

「日本人でも外国人でも、人が良ければどっちでも構わない」というのなら分かる。
人と成りがしっかりしているという意味合いであれば、国籍なんて関係無いから。
そして、そういうスタンスで日本人とも外国人とも付き合っている人には、素敵な女性が多い。

ただ、「外国人しか興味が無い!」という人たち。
逆に言えば「日本人以外だったら良い」ということか。
(実際はそういうわけでも無いみたいだけど)

いずれにしても、このターゲットの絞り具合が良く理解出来ない。
いや、別に嫉妬をしているだとか、そういうことではなく。
単に、どういう経験や思考に基づきそういう発言をしているのかが気になるのだ。

彼女たちの発言を総合すると、こういうことらしい。

○ 日本人の男は頼りない
○ 日本人の男と付き合って嫌な目に合った
○ 元々、日本の風習や価値観に馴染めなかった
○ 外国人の女性を大切にするという紳士風文化が好き

中には、明らかに「そういうステータスというか属性が付いている自分が好き」という人もいなくはないのだが、大体は上記のようなところに帰結するような気がしている。

そういう意味で言うと、自分が彼女たちのメンタリティを理解出来ないのは仕方がないことか。

というか、そもそも男だから女心の機微を完璧に理解することなんて出来ないのだけれども。
残念ながら。
努力はしてるけど。

いずれにしても、人間模様は実に様々だ。



【その3】
先日、歩いていたらオッサンに「ちょっと話聞いて欲しいんだけど」と絡まれた。
呂律の回らなさ具合といい、手に持っているビールといい、明らかにアル中。
こりゃヤバイのに絡まれたなと思いつつも、勝手に話を始めるオッサン。

アル「あのね、俺、死んだ弟がいるのね」

け「はぁ」

アル「で、その弟には娘がいるんだけれども」

け「えぇ」

アル「その娘が結婚することになったの」

け「はぁ」

アル「だけどね、俺を結婚式に呼んでくれないの」

け「えぇ」

アル「こんなに悲しいことってある?」

け「はぁ、とても・・・残念ですね」

確かに悲しい。
残念でもある。
だけど、まぁ・・・そりゃそうだよね。

オッサン、一通り話をしてスッキリしたのか「You have a nice night, yeah?」と言いながら立ち去った。

何だったのだろうあれは。
何とも不思議な会話をしたもんだ。

人間模様は実に様々だ。

コメント
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