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ブログ的なアレです。

ロンドン若手婚活マーケット

2009年10月07日 | なんとなくアレなやつ
30代ともなると、やはり結婚云々みたいなのは意識してしまうわけで、自分含めて周りも結構ヤキモキしているわけです。
男女問わず。

なので、頑張らなくちゃなー、とは常々思ってはいるんですが、どうも、こう・・・化学反応が起きないというか、何も無いというか。
しかも何も無いのは自分だけじゃなくて周りも。



何も起きない理由の一つは、ロンドンの若手日本人社会が狭いからだとは思うんですよね。
言うなれば村社会。
どの飲み会に行っても、どの合コンに行っても誰かしら顔なじみがいる始末。
なので、「週末とか何やってるんですか?」という初心な探り合いゲームが繰り広げられるはずはなく、「どうよ、最近、調子は」みたいな慣れ慣れしい中身のあまりない会話ばかりをしているわけです。



ただ、仮にそういう村社会じゃなくてオープンなコミュニティだったとしても、やはり状況は厳しいと思うわけです。
何と言うか、感覚的に女子の絶対数が少ない気がする。
日本だったら、あの飲み会で会った女性がどうの、仕事で会った人がどうのと、機会は豊富にあったのだけれども、ロンドンに来てからはそういうのがめっきりなくなってしまった気がする。

何故だ?

というわけで、ちょっと倍率係数みたいなものを試算しながら、ロンドンの婚活市場が本当に厳しいのかを検証してみます。



まずは、ロンドン云々関係なく、一般的な婚活市場の動向をザックリと計算してみます。
(なお、年齢の設定がアレだとか、じゃあホモセクシュアルはどうすんのだとか、そういうのはこの際無視してください。目安の数字が欲しいだけなので)

前提条件:
◎ 25歳~35歳の人口:2千万人弱
◎ 男女比率:男49%、女51%
◎ 未婚率:
   ○ 25歳~29歳の男:71.4%
   ○ 30歳~34歳の男:47.1%
   ○ 25歳~29歳の女:59.0%
   ○ 30歳~34歳の女:32.0%

多分、他に考慮すべき項目もあるかとは思いますが、とりあえずザックリと計算してみると、一般的な婚活市場におけるポテンシャルターゲットというのは:

男:約520万人
女:約400万人

という計算になります。
これだけの人が結婚出来る状態にあるということです。

加えて、経験則上、3割ぐらいの人は付き合っているので、これは外しましょう。
壮絶な鍔迫り合いが繰り広げられている婚活市場からは除外されるべきなので。
それを踏まえると:

男:約310万人・・・①
女:約240万人・・・②

という計算になります。
つまりこれだけの人がフリーで結婚出来る状態にあるということです。
(実際にしたいかどうかは別として)

ちなみに男女比は4:3ですね。
現実世界でもそんなもんかなって気はしますね。
全員が結婚したとしても、4人に1人の男は結婚が出来ないということなので。



さて、ロンドンの若手の話。

前提条件:
ロンドンにおける在留邦人数:3万人弱・・・③
日本の総人口:Hiromi Go!によると日本には2億4千万の瞳があるらしいので、便宜上、日本の総人口は1億2千万人とする・・・④

③÷④ = 0.0025%

つまり4000人に1人がロンドンにいることになります。
これを先ほどの①、②にあてはめると、ロンドン若手日本人婚活市場における実質的なポテンシャルターゲットというのは:

男:785人
女:598人

・・・え!?何これ!?
ものすごく少ないよ!?
だって、日本にいれば240万人という女性の裾野が広がっているのに、ロンドンにいると598人ってことでしょ!?

いやいや、ちょっと待て。
しかもアレだ、忘れてた。
外人と付き合う人とかもいるんだ。

経験則上、男は30人に1人ぐらいそういうやつがいて、女性は10人に1人ぐらいだから・・・

男:761人
女:538人

うわー、もー。
厳しいよ、これ。
全員が結婚したとしても、10人に3人は結婚が出来ないってことかー。
なんだかなー。


そんなわけで確率云々の話をして気落ちしてみましたが、まぁ、そのー、色々と頑張ります。

<出典>

統計局:平成15年10月1日現在推計人口

社会実情データ図鑑:国別・都市別の在留邦人数

社会実情データ図鑑:年齢別未婚率の推移

コメント (4)
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