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ブログ的なアレです。

スリーブ企画

2008年11月16日 | 企画もの
先日、「スリーブ企画しますよ!」と予告をしましたが、今回はそれの結果報告です。

企画の趣旨としては、スタバとかにあるスリーブ(火傷防止の厚紙)を本当にスリーブ(袖)にしたらどうなるかと言うものです。ただ、スリーブ(袖)だけだと個人的に物足りないので、構想30分をかけて企画書まで作成した次第です。

というわけで、今回は後輩くんとSさんに協力して頂くという事で、土曜日の15:00にTottenham Court Road駅に集合。
スタバに向かいます。

まずはコーヒーでも飲みますか。
コーヒーを買いに行く。
注文をしたついでに店員さんに質問。

け「すいません、スリーブ欲しいんですけど・・・」

店「あぁ、あそこにありますんでお好きなだけどうぞ」

け「・・・お好きなだけ?」

店「・・・えぇ」

というわけでお言葉に甘えるかな。
ゴッソリと頂いてきました。



さて、席に戻り、まずは後輩くんとSさんに今回の企画書を渡して、今回の趣旨や企画概要を説明する。

後「これって、結構さぶいことになりません?」

S「私は・・・見てるだけで良いよね?」

け「いやいや、絶対楽しいって。確かにくだらないけど全力でやれば楽しいから!」

と、いまいち協力体制が得られないまま企画スタート。

まずはこちら。





スリーブ(袖)



(数年ぶりの顔出し)

後「うーん。なんかいまいちですね」

S「3つだと違和感あるよね。1つにしてみれば?」

意外と早く二人ともノッてきた。

というわけで、スリーブ1つのスリーブ。



後「あぁ、こっちの方が全然良いですね」

S「うん、だいぶ自然」

け「じゃあ袖はこんなもんで。次行こうか」





スリープ



スリーブじゃなくてスリープ。

S「やっぱ紙で枕は厳しいよね。あ、マフラーしてたじゃない、アレ使おうよ」





S「・・・うーん、何かやっぱり違うよね」

け「でも、もう『スリープ』を表現出来るものが無いよね・・・」

S「もう、どっちでも良いんじゃない?」

け「うーん・・・あ、発想を変えて、枕じゃなくてアイマスクにするってのはどう?」

S「あぁ、アイマスクも『スリープ』だしね」



S「どんどんダメになってくね」

け「確かに」

S「しかもさ、枕に突っ伏して寝るのにアイマスクは着けないよね」

け「まぁ、確かに仰向けで寝ないとダメだよね・・・でも、地面に寝ないと出来ないから、それはさすがに無理」

S「じゃあさ、飛行機でアイマスクしてる人みたいにすれば?」



S「もういっか・・・」

け「はい、じゃあ次で・・・」





クレープ



後「もう、全然スリーブじゃないですね」

け「響きが似てればOK」

後「でもこれ結構面白いですね」

S「あれだね、クレープが小さいから良く分からないね」

後「アップで1枚撮りましょうか」



後「マジでアホだ!」

S「さっきから向こうの人たちがこっちチラチラ見てるよ」

け「恥ずかしがったら企画自体が面白くなくなるからこのまま無視して行くよ」





クリープ







マリーム







ブリーフ

後「え、ブリーフってあの下着のブリーフですよね?」

け「うん」

後「どうするんですか?」

け「いや・・・スリーブでブリーフ作ってさ・・・」

後「やっぱりそれはマズイんじゃないですか」

け「そうなんだよな。ここまで来たら全裸になってそれを装着するところまでやりたかったんだけど」

S「捕まるでしょ」

け「でも、トイレの中で着替えてトイレで写真を撮れば・・・と思ったんだけど」

後「いや、それはやっぱり無理ですよ、どう考えても」

け「だよなぁ・・・どうしよっか」



10分後。









け「さぁ、これであらかた終わったかな・・・次が最後の企画だね」

後「ですね。でもこれちょっと勇気入りますね」

け「うん、かなり」

後「思うんですけど、酒入れてからやりません?」

け「お酒の力を借りようってことね?」

S「私さ、お腹すいてきた」

け「じゃあ飯にでも行きますか」

後「あ、行くのは良いんですけどスリーブ付けっ放しで行きましょうよ」

け「え?マジで?」



け「すれ違う人たちの視線がマジで痛いんだけど」

後「そんなに分かります?」

け「うん、『その袖についてるの何?』っていう顔して、すれ違いざま『何故スタバ?』って顔してる」



Holbornの「江戸っ子」に到着。





後輩くんとSさん。



後「あ、生ビール来ましたね」

け「じゃあ乾杯しますか。何に乾杯しましょうか」

S「じゃあ企画の成功を祈って」

け「祈って?あ、そうかまだ終わって無かったんだ・・・」



かんぱーい!





け「それにしてもここ美味しいな。多分、イギリスの日本料理屋では今のところトップだな」



後「けんたさん、そろそろ最後の企画終わらせちゃいましょうよ」

け「あぁ、そうだ。すっかり忘れてた・・・お酒も入った事だし用意するか。すいませーん」

店「はい?」

け「あのー、セロハンテープとかあったら貸してもらえません?」

店「はい、かしこまりました」



店「お待たせしました」

け「ありがとうございます・・・じゃあ作るか」



S「何作ってるの?」

け「ほら、この写真の肩の部分」

S「あぁ、それね」

け「出来た。ちょっとさ、これをセロテープで肩に縛り付けてくれない?」

後「はい、ちょっと腕上げてくださいね・・・よし、出来ました」

け「じゃあスリーブ企画の最後の企画・・・いきますか」









リクーム



(ギニュー特戦隊の左後ろのやつ)


後「もう、スリーブでも何でも無いし、響きが似てるかどうかも微妙ですよね」

け「もう、こうなったら関係無い。というか、周りの目が気になるから他のもやっちゃうよ」

バータ!





ジース!





グルト!





ギニュー!





ご参考:ギニュー特戦隊



後「・・・マジで周りの人たちガン見ですよ」

S「わたしなんか、向こうの外人のお兄ちゃんに『すいませんねぇ』っていう素振りしなくちゃいけなかったんだよ」

け「ええい!こんなもの!はずしてしまえ!」



ちなみにボクはあと10ヶ月ほどで30歳になります。



というわけで、以降は何事も無かったかのように淡々と飲み会を進め、その後にカラオケに行き、



(これは今日の趣旨からいってどうしても歌わなければならなかった)



ラーメンを食って帰ったのでした。



ちなみに「居酒屋 → カラオケ → ラーメン」という流れでしたが、ここはイギリスです。
確かにボクも一瞬「ここはもしかすると日本なんじゃないか?」という錯覚には陥りましたが。

以上です。

そんな感じでアレを色々とよろしくお願いいたします。


コメント (12)
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