仕事で結果がなかなか出せないという話を以前したが、その状態は今でも続いている。
実はパフォーマンスを改善させる施策は一つだけあるのだが「諸刃の剣」的なプラン。
私含め、ソロバン弾くポジションの人間にしてみれば「やらせれば良いじゃない」とさらりと言えてしまうような施策なのだが、現場の人間からしてみれば、プライドを捨ててまでやらなければならないような内容。
以前、別のプロジェクトでも同様の事を試みた経験があったのだが、相当な反発を喰らいトラウマになっていたプランだ。
さて、そうは言っても結果を出さなければならない立場上、メンバーにはその案で指示を出してみた。ところが案の定、かなりの反発があり、予想はしていたが相当ヘコミ、別のプランがないかと考えていた。
その時、例の不惑の四十がものすごい形相で私の所に駆け寄ってきた。
客「オイ!何やってんだ!さっさとやれよっ!金払ってんのはこっちだぞ!パフォーマンス出さないなら金返せ!」
私もメンバーも目が点になる。
あわててメンバーに指示を出すと、みんなも血相を変えて指示通りに動き始めた。
客「おい、けんた!お前そのままこっち来い!」
け「はいっ!」
一通りの指示を出し終わってからお客の部屋に行った。
け「失礼します」
客「座れ」
け「先ほどはすいませんでした」
客「アレで良かったか」
け「・・・え?」
客「どうせアレだろ。メンバーが動かなかったんだろ」
け「えぇ・・・」
客「俺らはビジネスしてるんだぞ」
け「はい」
客「この前も言ったけど、俺らは結果を出さないといけないんだぞ。一時的にはメンバーに苦労かけるかもしれないけど、でも仕事ってそういうもんだろ」
け「はい」
客「俺らを使ったって良いんだから」
け「はい」
客「よし、じゃあ現場戻ったら『こってり絞られました』って顔するんだぞ」
け「はい、ありがとうございます(笑)」
客「あ、まだ行くと絞られてないっぽいな」
け「・・・ま、まぁ、そうッスね」
このお客の方法が良かったか悪かったかは別として、この茶番(?)のおかげで初日からいきなりパフォーマンスが改善されてしまったのでした。
うーん、仕事って奥が深い。
実はパフォーマンスを改善させる施策は一つだけあるのだが「諸刃の剣」的なプラン。
私含め、ソロバン弾くポジションの人間にしてみれば「やらせれば良いじゃない」とさらりと言えてしまうような施策なのだが、現場の人間からしてみれば、プライドを捨ててまでやらなければならないような内容。
以前、別のプロジェクトでも同様の事を試みた経験があったのだが、相当な反発を喰らいトラウマになっていたプランだ。
さて、そうは言っても結果を出さなければならない立場上、メンバーにはその案で指示を出してみた。ところが案の定、かなりの反発があり、予想はしていたが相当ヘコミ、別のプランがないかと考えていた。
その時、例の不惑の四十がものすごい形相で私の所に駆け寄ってきた。
客「オイ!何やってんだ!さっさとやれよっ!金払ってんのはこっちだぞ!パフォーマンス出さないなら金返せ!」
私もメンバーも目が点になる。
あわててメンバーに指示を出すと、みんなも血相を変えて指示通りに動き始めた。
客「おい、けんた!お前そのままこっち来い!」
け「はいっ!」
一通りの指示を出し終わってからお客の部屋に行った。
け「失礼します」
客「座れ」
け「先ほどはすいませんでした」
客「アレで良かったか」
け「・・・え?」
客「どうせアレだろ。メンバーが動かなかったんだろ」
け「えぇ・・・」
客「俺らはビジネスしてるんだぞ」
け「はい」
客「この前も言ったけど、俺らは結果を出さないといけないんだぞ。一時的にはメンバーに苦労かけるかもしれないけど、でも仕事ってそういうもんだろ」
け「はい」
客「俺らを使ったって良いんだから」
け「はい」
客「よし、じゃあ現場戻ったら『こってり絞られました』って顔するんだぞ」
け「はい、ありがとうございます(笑)」
客「あ、まだ行くと絞られてないっぽいな」
け「・・・ま、まぁ、そうッスね」
このお客の方法が良かったか悪かったかは別として、この茶番(?)のおかげで初日からいきなりパフォーマンスが改善されてしまったのでした。
うーん、仕事って奥が深い。