that blog-ish thingy

ブログ的なアレです。

日本人のこれが腹立つ、らしい

2004年09月17日 | なんとなくアレなやつ
仕事で色々とアドバイスをくれる外人がこう言った。
「これだよ、日本人のこれが腹立つ。遅くまで仕事してりゃ良いと思ってるところ」











早く帰りてぇよ

帰れないからこんなに遅くまで仕事してんだろーがよ。

といいつつも、外人はいつも効率良く仕事をする。がっつり残業をする外人はあまり見た事がない。
そこで考えた。日本人がどういう仕事をしているのかを。

・ミーティングが多い。しかも長い。
・無駄が多い。気がつけばそんなに必要のない資料を作っている事も多い。
・何かと理由をつけて、大きなアクションを起こせない。
・とりあえず期日内までに完成させる。とりあえず馬力でなんとか終わらせる。

恥ずかしながら、自分もわりかしこういう部分多いですね。










一方で外人の仕事スタイルは
・ミーティングで話しを脱線させない。問題・アクション・スケジュールしか話さない。間違いなく効率的。
・必要な資料しか作らない。資料外の範囲で客に質問をされると「それは今回の課題とは直接関係ないので作成していません。必要であれば、別にミーティングを開催して説明させて頂きます」ときっちり断る。ごもっとも。
・根拠のない理由、筋の通っていない理由は全て「言い訳」扱い。言い訳はいいから早くやれ、と。これもごもっとも。
・期日内までに終わらない場合は即座にリスケ。可能なスケジュールのみを設定する。

ごくごく当たり前の行動のようにも思えるが、どうも日本人の仕事スタイルはどこかでこれが達成出来ていない気がする。

ま、ひとまずは、日本のビジネススタイルにはそれなりに良い所があり、外人のビジネススタイルもそれなり良い所があり。結局はこのバランスかな?と思います。










で、ちょいと考えてみまして。日本企業は、(なんとなくだけど)この「馬力で仕事」みたいな部分に何かしらの美学みたいなものを感じているような気がしてならない。
この仕事スタイルには無駄が多く発生して、すごく非効率的な場合がある事は経験上分かってはいるのだが、このスタイル、別に嫌いじゃない。ある種素敵なところがあると思う。

で、何故か考えてみた。結局たどり着いた唯一の結論は

部活

もうこれしかないと思います。
苦しんで、自分を痛めつけて、みんなで苦しんで、達成した時にみんなで感動する。この「苦しみから生まれる感動」が美学とされている部活の基本姿勢が、ビジネス社会でも根強く反映されているのではないでしょうか?

そういえば、わし、高校時代に頑張りすぎて、腰痛めて1年間棒に振ったんだよな・・・。
そういえば、わし、今日仕事でめまいがして、しばらく何も出来なかったんだよな・・・。

結論。
美しいけれど無駄。達成感じゃ結果出ません。
コメント
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