再開 私の色（２７３５）

　昨年（２０１５年）１２月に広島県内で男子中学生３年生が高校の志望校への推薦をめぐり、万引きをしていないのにその記録が訂正されず（学校側にミス）、自殺した事件がいま大きなニュースとなっている。

　私が残念に思ったのは、生徒がもっと自分の家族に訴えていたら、と思うが、もうその時には精神的に追い込まれていたのかもしれない。つまり、生徒は精神的にかなり不安定であったと思う。

　私にも少し同様な経験がある。それは、大学の卒論担当の先生が、あるトラブルを誤解し、ただ一方的に私に意見したことだ。立場上、私はただ黙って聞いていたが、それは誤りで、その時しっかりと弁明すべきであった。当時は、指導してもらっているから、何も言えなかったが、後悔が残る。主張しなければ、それを認めることになるから。

　自殺した生徒の言葉に、担任の先生に言ってもしかたがない、とあきらめていたようだ。うーむ。

　いかなる事情があれ、勇気をもって、正しいことは正しい、と明確に言うことがとても重要である。でないと自分が追い込まれ、精神的な破たんへと導かれる可能性がある。

　

再開 私の色（２７３４）

　２０１６年３月１３日は大阪の食卓に一つといわれる、「黒門市場」に出かけた。

　市場で気づくのは、中国、韓国などからの観光客が多いのに驚いた。市場で立ち食いをしたり、自撮りをしたりして楽しむ光景はいいもの。

　ただ、一つ気になったのは公衆トイレだ。２つほどあったが、粗末でとても不便なものだ。やはり、一番大切なトイレは、多少お金をかけてもしっかりとしたものを作り提供すべきだ。

　トイレにかんしては、心斎橋商店街も同様で、貧弱。観光客が定期的に来てもらうためには、しっかりとしたトイレは必須だ。

　街に来て、トイレなどが不備ではいい印象を得られない。多少はコストはかかっても早急にトイレを完備すべきであろう。