再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(2243)

2014-10-28 22:01:31 | Weblog
 4人の子供を育てた50代の女性と話し合う機会があった。関西地区の私立大学3年生の次男は奨学金を受け、卒業時には500万円の借金を抱え社会に飛び出すという。4年間で高額な金額だ。

 大学を選ぶ時も、何を勉強したいかを第一にしたという。国公立大学の合格だけを目標にした高校の教師の指導もあったようだが、研究したいものを選び私立大学を選んだ経緯がある。その母親の知り合いの女子校生は国立大学に合格したが、入学したのは関西の私立大学だ。「国立大学の合格は高校・教師のために」とあっさりと言う女子校生。

 親としては金額の負担だけを考える傾向が強いが、やはり子供が本当に勉強したい学科、大学を応援したいものだ。

 大学に入学するのも一様に高校を卒業してからではなく、一時社会に出て働くなり、様々な経験をしてから、大学へ行くのもいい。ただ、企業は多様な学生を受け入れる柔軟性が今まで以上に求められるが、できるだろうか。

 将来を背負う若人に、明るい希望を持たせることが大切である。