再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(1667)

2013-03-30 00:21:50 | Weblog
 非正規の社員や正社員であってもリストラをされた人たちの事情を、新聞などで読んだりすると、企業のやることは、生き残るために「えげつないなあ」と改めて思った。それは中小企業のみならず大企業でも同様だ。

 私が友人から聞いたのは、やめさせられるために、ひどいことをされた、という。それは、細かい失敗を、大きく取り上げ退職に追い込むものだった。仕事振りはそれほど劣っていないのに、集中的に攻撃を加え、やめさせようとする。だれかを犠牲者にして、執拗に迫る。

 その企業は結局、倒産したが、ひどいものだった。能力のないものが社長に就き、その取り巻きが、親族やゴマスリたちで、どうしようもない体制であった。現場サイドでは、そういう幹部を批評していた中堅の人が、上からうまくのせられ、結局部下を犠牲にした。その人は倒産後、悲惨な状況という。

 企業と従業員との関係とは、対等であり、力のあるものが、無理難題を押し付けても、それは最終的には、失敗するということだ。

 従業員が幸福でない企業は、発展しない、ということを本で読んだことがあるが至言である。