再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(1541)

2012-11-23 19:29:42 | Weblog
 知人(60代)は、年齢の割りによく仕事をしているなあ、と思う。マスコミで働き、今は畑違いの仕事に就いているが、「仕事がおもろしい」という。彼は、仕事をしながら、人や企業などさまざまな観点から、「いろいろと考え、分析してみるとおもしろい」と、元ジャーナリストらしい感想をもらす。

 私が感心するのは、いかなる仕事を差別することなく、公平に見る態度だ。むだな仕事はないし、懸命に働いている人たちの姿はいい、という。確かに、専門的な仕事をしている人が偉いわけでもないし、掃除をしている人がいやしいとはいえない。つまり、いろいろな仕事は意味があり、ランキングはつけても意味がない、ということだ。

 学歴とか、家柄とか、そういう尺度で人を見るのではなく、その人の本質をみることが大切だと思う。ごく普通に接して、どういう言葉を発し、態度をとるかを観察すると人柄が分かる。

 前出の知人は、裕福でもなく、ごく普通の人物だが、誠実で話してをしていても楽しい。そういう人物との関係を大切にしたいと思う。