仏師になるには

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仏師になるには

2010-01-08 18:54:56 | Weblog
長い日本の仏教文化の中で仏師という職業の技術は1300年以上もの間、師匠から弟子へと脈々と伝承されて来ました。その間、沢山の工夫と努力が積み重なり、芸術的にもとても完成度の高いお姿が現されています。

さてこの仏師という職業ですが、いったいどのようにすればなることが出来るのでしょうか?

大きく分けて2通りの道があります。

1つ目が仏師の師匠に弟子入りする(無料、期間は5年~10年)

2つ目は仏像彫刻の専門学校に通う(有料、期間は1年~2年)

双方とも、あくまで基礎能力習得期間

出来ることでしたら仏師の師匠に弟子入りし一定期間(5年~10年)の年期を務める中で技術を覚えていくことが最善の方法です。ただしこの方法は、師匠の仕事状況(現在仏師の仕事は外国製品の影響などでここ数年間低迷しています)や弟子を育てるという考え方の中で入門させて頂くことは大変難しいですし、また例え入門できたとしても初めの1年~3年は師匠や兄弟子のお世話から雑用までどんなことでも対応していかなければならず、その合い間に彫刻仕事を少しずつ覚えていくという状況になります。それでも腕を上げていけば徐々に重要な仕事をさせて頂ける様になっていきます。(修行中の給料はお小遣い程度が一般的)

修行が終わり、職人として工房に残ることも出来ます(師匠の仕事状況によります)

職人になるとそれなりの給料を頂くことが出来ます。

また師匠の許可の下、雅号(芸名)をつけて頂き、独立をすることも可能です。

しかし仏師として独立した後は仕事を安定して獲得することが大変難しく、独立後10年内に仏師を辞めざるおえなくなるケースが大変多いのが現状です。

以上の事から、習い始めから独立まで約10年間という大変長い期間を要し、またその後の道も厳しいという、若い方が挑戦するには大変リスクの高い職業だといえます。

しかしながら、現在活躍されている仏師は日本中に沢山いらっしゃいますし、世の中に必ず必要な職業ですのでやり方しだいでは仏師として生涯を全うするということも可能です。

それでも道は困難ですが、日本の伝統文化からみましても自分自身の力で一つの木から仏像を制作するという仏師の仕事は例え生涯をその道に捧げたとしても大変やりがいのある素晴らしいものであるということはまぎれもない事実であります。

修行希望者を受け入れている仏像彫刻工房
関雲仏所

また、短期間で仏師になるための基礎技術を習得したいという方には学校もあります。
関 雲 仏像彫刻・木彫刻学院 (資格と仕事.net)

関 雲 仏像彫刻・木彫刻学院 (ホームページ)

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