日本の多くの医者は、まだ外科手術や薬に頼ることが多く、患者の食生活に意識を向けている人は少ないようですが、ガンの発生に食事が深く関っていることはもはや世界の常識になりつつあります。
しかし、食事を完璧に改善しても、それだけで病気を100%防ぐことはきません。健康を守るためには、食事だけでなく、意識的に「体に悪い習慣」を排除していく必要があります。その代表が酒とたばこです。この二つが最悪なものといえる最大の理由は、習慣性が強く、毎日飲まず(吸わず)にはいられなくなるとが多いからです。
たばこを吸っている人の肌に、特有のどす黒さがあります。なぜ肌が黒くなってしまうのかというと毛細血管が収縮するため細胞に酸素や栄養素が補給されなくなるうえ、老廃物や腐敗物を排泄することもできなくなるからです。あのどす黒さは皮膚細胞にたまった汚れと毒素なのです。たばこのというと「肺」にタ-ルがたまることばかりが注目を集めていますが、それと同じぐらい深刻なのが全身の毛細血管が収縮してしまうということです。
お酒を毎日のように飲む人の血管も、たばこと同じように収縮してしまいます。少量のお酒は血管を広げ血行をよくするという人もいますが、血管が広がるのはわずか2,3時間程度ことにすぎません。実際のことをいえば、この血管が広がるというのが血管の収縮の原因なのです。飲酒によって急激に血管が広がると、次に体はリバウンドとして血管を収縮させてしまうからです。血管が収縮すると、やはりたばこのときと同じように、栄養素や老廃物の吸収、排泄ができなくなります。こうしてお酒もたばこも体内に量に活性酸素を生み出してしまうのです。酒とたばこは最悪の生活習慣です。
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