く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<長浜きもの大園遊会> あでやかな振袖姿の女性が大集合!

2018年10月14日 | 祭り

【女優堀田真由さんが大通寺の境内でゲストトーク】

 滋賀県長浜市で13日「長浜きもの大園遊会」が開かれた。高級絹織物「浜縮緬」の主産地長浜をPRするとともに観光客の誘致につなげようと1983年に始まった。今回で34回目。あでやかな振袖姿の女性を中心に和服を着用した約570人が、曳山博物館や黒壁ガラス館がある大手門通りや長浜別院大通寺に至るながはま御坊表参道などをそぞろ歩きし、古い町並みは終日華やかな雰囲気に包まれた。(写真は大通寺の境内を埋め尽くした振袖姿の女性たち)

 正午前に大手門通りに行くと、あちこちで振袖の女性たちをカメラに収めるアマチュア写真家の姿が飛び込んできた。胸などには「登録番号○○○」と印刷された紙製のステッカー。近くのテントの案内所で伺ったところ、一般カメラマンのマナー順守のため住所、氏名、連絡先を記入してもらったうえでステッカーを渡しているとのこと。「嫌なポーズを強要された」といった女性の苦情から2年前に登録制を始めたという。もらった登録番号は300台の後半で、「撮影に関するご注意」として「撮影するときは必ず許可を得て」とあった。出足の遅さを反省するとともに、このイベントの人気の高さに改めて驚いた。

 

 主催は浜縮緬関係団体などで構成する大園遊会運営委員会。事前に「16歳以上の振袖で参加できる女性」を募集しており、申込者には旅行券や高級着物が当たる大抽選会への参加やお買い物券1000円分のプレゼント、観光施設への無料入館、お茶席での振る舞いなどの特典がある。お茶席は3カ所に設けられており、大手門通りに面した安浄寺での小堀遠州流茶道のお茶席では順番を待つ女性たちであふれていた。

 

 振袖姿の女性たちはカメラマンの注文に応じてポーズをとるとともに、自らの携帯を差し出し写真を撮ってもらう女性も少なくなかった。中でも人気を集めていた一人が赤い振袖を着た山口百恵さん似の若い女性。行く先々でカメラマンに囲まれていた。格好の撮影対象になったのは女性だけではない。晴れ着に身を包んだワンちゃんの周りにもカメラマンの姿が絶えなかった。曳山博物館と大通寺に設けられた特設ステージでは日本舞踊やバンド演奏、殺陣の演舞なども繰り広げられていた。

 

 午後2時が近づくと振袖姿の女性たちは次々に大通寺に集まってきた。一番のお目当ては20万円分の旅行券や縮緬の着物仕立券など豪華賞品が当たる大抽選会。それに先駆けスペシャルゲストとして地元滋賀県出身の女優堀田真由さん(20)のトークショーがあった。堀田さんはNHK連続テレビ小説「わろてんか」で主人公の妹役を演じるなどテレビや映画で活躍中。黒を基調とした振袖姿の堀田さんはステージ上でひときわ輝いて見えた。抽選会には多くの協賛企業や商店、団体などから合計340本もの賞品が寄せられ、多くの女性たちが賞品を手に笑顔で大通寺を後にしていた。

 


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