く~にゃん雑記帳

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<キジバト(雉鳩)> 日本在来種、別名「ヤマバト」森から都市に進出

2017年05月23日 | 小鳥たち

【ドバトのように群れずに単独または2羽で行動】

 北海道から九州、沖縄まで広く分布する。北海道以外の地域では留鳥だが、北海道では夏鳥で冬になると温暖な地方に移動する。別名「ヤマバト」。その名の通り、もともとは明るい林や森に生息していたが、1970年代以降、次第に都会でもよく見られるようになった。同様に近年都市周辺でしばしば見かけるムクドリやカワセミ、ヒヨドリ、コゲラ、カルガモなどとともに〝都市鳥〟の一つに数えられている。

 全長30cm強で、羽には黒と赤褐色の鱗模様が重なり、頸には青と黒の横縞が入る。「雉鳩」の名前は体の模様が雌のキジに似ていることから。「デデッポッポー」という低く響く鳴き声に特徴がある。家禽化され伝令用などに使われたドバト(イエバト)と違って人にはあまり懐かない。また群れもつくらずに1~2羽で行動することが多い。奄美諸島や琉球諸島には体色が黒めの亜種「リュウキュウキジバト」がいる。(因みにドバトはヨーロッパ~中央アジア出身で、日本には平安時代前後に渡来したといわれる)

 小鳥の多くは春から初夏にかけて繁殖する。雛の餌になるチョウなどの昆虫が豊富なためだ。一方、ハト類はこの時期に限定されずに年中繁殖が可能。キジバトでも年に何回もの繁殖が確認されている。それはピジョンミルク(鳩乳)があるおかげ。喉の嗉嚢(そのう)から分泌される栄養豊富な乳液で、孵化直後から口移しで雛に与えられる。ミルクは雌だけでなく雄からも分泌され、雄も授乳して巣立ちまで雌に協力する。だから雛の餌に虫などを必要としないわけだ。キジバトの繁殖はほとんどが同じつがいによるもので、相手が代わるのは相手がいなくなったときにほぼ限られるという。

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