く~にゃん雑記帳

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<ダイモンジソウ(大文字草)> 可憐な小花を「大」の字に見立て

2017年11月09日 | 花の四季

【ユキノシタ属、仲間のジンジソウは「人」の花姿から】

 ダイモンジソウはユキノシタ科ユキノシタ属の山野草。北海道~九州の渓流沿いなど湿気のある岩場に自生し、海外では朝鮮半島や中国東北部などにも分布する。学名(属名)の「サクシフラガ」の語源はラテン語の「サクスム(岩石)」と「フランゴ(割る)」に由来。ユキノシタの花期は5~6月頃だが、こちらは主に8~11月頃で、長い花茎の先に径2~3cmの可憐な白花を多数付ける。

 5弁花で上の花弁3個が短く、下の花弁2個が細くて長い。その花姿を漢字の「大」の字に見立てた。花色や葉の形などで変異が多いのも特徴の一つ。カエデの葉に似たカエデダイモンジソウ(ナメラダイモンジソウとも)、葉が団扇(うちわ)状のウチワダイモンジソウ、中部地方以北の高山に生えるミヤマダイモンジソウ……。ヤクシマ、エチゼン、イズノシマなど地域名を冠したダイモンジソウもある。花色が濃い紅色など園芸品種も多い。「大文字草風土記の寺址近くなる」(河野南畦)

 同属でよく似たジンジソウ(人字草)は本州の関東以西、四国、九州に自生し、9~11月頃、10~35cmの花茎の先に清楚な白花を多数付ける。上部の花弁3個には黄色い模様が入り、ダイモンジソウより小さいのが特徴。その分、下部の花弁2個がより目立って「人」の字に似ていることからこの名が付いた。葉の切れ込みがダイモンジソウより深く掌状になることから「モミジバダイモンジゾウ」とも呼ばれる。

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植物
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