CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

日曜美術館 革新の極意 ~古田織部 400年の時を超えて~

2014-12-15 21:26:37 | ドラマ映画テレビ感想
先日、NHK教育でやっていました
大織部展とあわせなかったのは
なんでだろうかなと、ちょっとだけ思いましたが
現在だか、未来だかで、
東京の高級デパートで織部展をやるんだそうで、
そっちにかこつけたのか
わかりませんが、楽しく拝見いたしました

織部焼をクローズアップしているようでありながら、
その実は、古田織部の話をしているという、
どっちかというと、それは
ヒストリアとかの領分じゃないのかしらと
思わなくもないような内容で、
なかなか面白かったのであります
その斬新なフォルムとか、
利休から派生して破格だとか、
茶室がやたら明るいだとか、
このあたりは、美の壺だったかでも
やっていたように思うそれ
そういや、いつだったかの、茶の湯が
まさかの藪内流だったという衝撃のそれも含めて
復習をかねたかのような
丁寧な内容でありました

新しいというか、日曜美術館的部分としましては、
あえて、青織部ではなく、注目のそれを
御所丸茶碗にクローズアップしたことでありましょう
あれは、大織部展で初めて見たけど
そうか、そういうものだったのか
古田高麗という、もう胡散臭いそれが
非常によろしく見えたのであります

現代に至って、魯山人とかの話も出るかなと
ちょっとだけ期待していましたが
残念ながらそういうことはなく、
あくまで桃山陶における織部、というか
古田織部の話でありましたとさ
見っけもんとしましては、
これにかこついた展覧会が、滋賀県までやってくることでしょう
来年楽しみが一つできたと
今からほくそ笑むのでありましたとさ