一身二生 「65年の人生と、これからの20年の人生をべつの形で生きてみたい。」

「一身にして二生を経るが如く、一人にして両身あるが如し」

池田 信雄

2014年11月21日 | 社会

池田 信雄(1947年5月13日 - )は、日本のドイツ文学者東京大学名誉教授。専門は、近現代ドイツ文学研究、対象言語文化分析。ドイツ文学紹介誌『DeLi』編集長。東京都中野区出身。旧姓福井。東京都立西高等学校卒業後、東京都立大学人文学部独文学科にて種村季弘に師事し、1970年に卒業。1973年、同大学院修士課程修了。1976年から1977年まで、妻で翻訳家の池田香代子とともに3人の息子を連れてボン大学に、次いで1978年までエアランゲン大学に留学した。帰国後は名古屋大学を経て、1983年に東京大学教養学部助教授、1993年教授。2012年定年退任、名誉教授。

ドイツ・ロマン派の研究、ドイツ語教師のかたわら、現代ドイツ・オーストリア文学の紹介も手がける。文学作品の翻訳のほか、ヴィム・ヴェンダースの『さすらい』、『ベルリン・天使の詩』(共訳)、『時の翼にのって ファラウェイ・ソー・クロース!』など、ドイツ映画の字幕翻訳も手がける。