一身二生 「65年の人生と、これからの20年の人生をべつの形で生きてみたい。」

「一身にして二生を経るが如く、一人にして両身あるが如し」

マウントクック

2018年02月07日 | 社会
アオラキ・マウントクック国立公園は、そのダイナミックな山岳風景から世界遺産にも登録されている、人気のエリアです。国内最高峰のマウントクック は標高3724mで、富士山より少し低いのですが、万年雪と氷河に覆われているため、登山の経験がなければ登頂ができない山でもあります。

そのせいか、マウントクックの姿はどこか神々しさを感じさせ、青空のもとでも夕暮れのもとでも独特の存在感を放ちます。特に、太陽の光を浴びて輝く白銀のピークはとても美しく、いつまでも眺めていたくなるほどです。

ま た、アオラキ・マウントクック国立公園は標高1000m以下の場所にありながら、たくさんの氷河を見られる世界的にも稀な場所と言われています。国立公園 を歩くと、アルプスの山肌に張り付いたたくさんの氷河を見ることができますし、巨大な氷塊が浮かぶ氷河湖や、氷河がとけた水が流れる銀色の川なども見られ ます。日本では出会えない風景を満喫できるのが、この国立公園の魅力です。

日帰りや宿泊付きなど、様々なツアーがあります
アオラキ・マウントクック国立公園は、クライストチャーチからクイーンズタウンへ向かう道の中間あたりにあります。

クイーンズタウンからは3時間、 クライストチャーチからは5時間の距離ですが、クライストチャーチからの日帰りも可能です。道中ではテカポ湖やプカキ湖などミルキーブルーの氷河湖が見え たり、丘陵地帯に広がる牧場や小麦畑など牧歌的な風景を楽しめます。

また国立公園内には、1884年に創業した歴史ある山岳リゾート、ハーミテージホテルがあり、ラウンジからはマウントクックの雄姿を眺められます。夕食後はお酒やお茶を楽しみつつ、夕闇に沈むマウントクックを眺めながら、星が出るのを待つのも素敵な時間です。