稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

木曜会定例稽古(2020年9月3日)

2020年09月04日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
木曜会(誠先生の剣道教室本部稽古)。
20時から21時20分まで。今年15回目。参加人数20人近く。
やはり暑い。剣道形を一通り。汗まみれ。

まずはストレッチ。
手刀での足捌き。竹刀を持って素振り。防具を着けて基本の打ち込み。

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構えの重要性。左手、左腰、左足。すりかぶりで体幹の軸を鍛える。



左足で右足を送り出す。蹴らない。
最後まで右足のつま先を着けたまま送り出す。
出来るだけ身体が前後上下に揺れないように。
相手から見て目線が変わらないよう真っすぐ入る。
相手を攻めるイメージで。真っ直ぐ入って鎬で割っていく感じ。
相手と対した時に相手の面金の真ん中=正中線に対して真っすぐ入ると攻めが効く。
これがほんの少しでも右から入ってしまったら攻めが効かない。



123の3で気を入れ相手を威圧する。
3から打つ時は足から。肩(上半身)から出ては駄目。
右足のつっかい棒を外す気持ちで、つま先から前に出す。
右膝を出して打つ方法もあるが基本は足から出すこと。

左足を軸とした体幹が出来ていないと打つ機会を逃してしまう。



素振りで、振り上げる時に肘が抜け(まず右肘を曲げてから振り上げてしまう)ないこと。
振り上げた時に肘が開かないこと。肘を意識して素振りをする。
振り上げた時に左手の緩みに気をつける。小指薬指中指をしっかり握る。



手を先に振り上げないこと。足の方が手よりも早いぐらいの気持ちで。
丁寧に打って、それが実戦でも出るように。基本で打てないのに実戦で打てるわけが無い。



左足が右足の前に行かないように。
気剣体を一致して。大きくゆっくりと。
竹刀が面から外れて踊るのは右手に力が入り過ぎるから。右手を左手につける素振りの感覚を意識するように。
うまく行かない場合は遠いから。「近いかな?」と思うぐらいに中に入って打つように。
123の3(さん)の「ん゛~!」を大切に。



構えた時にブレてると打ちもブレる。
左足、左腰、左手がピタッとおさまった状態から打つ。
右手が強い状態から無理に打とうとすると打ちがブレる。
右手を柔らかく使えないのに押し手引き手で打とうとするとブレてしまう。


【感想・反省点】

真正面にカメラを設置して自分の123の足の動き、打ち込みを撮影してみた。
問題にするほどでも無いのかも知れないが、123の足遣いで、身体、特に頭の左右のブレが気になる。
ほとんどの人がそうだし、鏡に映して稽古しても気づかないほどの左右のブレだが気になっている。
理想は能や狂言のような安定した動きである。あの動きはやはり修行の賜物であろう。
何か良い稽古方法を考えてみたい。
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