ビリヤードってどんどん進化してますよネ。
ゲームそしてレベル、技術的な発展は凄いデス。
でも大昔は「特別凄い人」列伝が書けるくらい、
特色のあるご仁が揃ってました。
ロングタイムアゴー・・・・
うん十年昔、私が20代の頃、東京でブランズウィックオープンという
大会がありました。
ボーリングブームで全国でボウリング場がたくさん出来て
ボウリング場には必ずビリヤードルームがあって、
ビリヤードも普及しましたねぇ。
その時、全国で予選があって代表が東京招待ゲーム。
今になって思うと良い大会ですよねぇ。
本戦128に残って「いざ東京へ」。
私が初めてベストアマになった自分の記憶に残っているトーナメント。
ベストアマですよぅぅぅ、ベストアマ!!
当時の私は体重60キロだったことを付け加えておきますョ。
ホント、スリムな好青年・・・・ホントだョ。
そのベストアマになった大会、優勝はジムレンピ
3位に藤間さん・・・・
写真あったの、どこいったんだろう。
まぁ錚々たるメンバーでしたネ。
長くなっちゃったんで、続きは今度にしようかなぁ。
聞いてほしいのは技術としての、その時にショット。
ボクじゃなくて、相手の話し・・・。
はーちゃん失礼大阪の長谷川プロ。
勝負は終盤、最終ラック。
相手にセーフティされた3番。
自分で「良しっ」と思うようなセーフティ返しグゥ。
サイドポケットが邪魔になって、ワンクッションもツークッションも
ありません。
その時、はーちゃん失礼長谷川プロ、なにやったと思う?
答えはグランドマッセ。
カキーンと撞いたボール、ワンポイント以上前へ出して、そこから
ギューンってマッセスピン。
エッって思ったボクは思わず立ち上がり・・・・
3番に真っ直ぐ当たって手前のサイドにポトン・・・・。
池袋のプランズウィックビル会場のみんな拍手でしたョ。
入れられたボクも拍手したのを覚えてマス。
「あっぱれぇ」の一言。
サムライです。
いまじゃ出来ても、こんなギャンブルショットを大事な場面で
やる人はいません。
やれって言ってるんじゃありません。
ビリヤードはアベレージ。確率考えたら出来るショットじゃありませんから。
でも「ここぞ」という場面で挑戦する意気に乾杯です。
ボクのベストアマの賞金「30万円」だったの覚えてますねぇ。
当時のお金としては結構グウでした。
でもグランドマッセが記憶の大部分に残るトーナメントでした。
まぁオレもやるってバカなこと言わないで、現在に至るですネ。
技術は磨くもの。
場面で使える度胸。
それを決める根性・・・
どれを取ってもボクより上やぁって思った経験でした。
ジヤンジャン。また今度ネ。