怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

博物館「ダ・ヴィンチとアンギアーリの戦い」展

2018-03-14 15:41:23 | Weblog
土曜日は珍しくテニスもなくて完全休養日。
天気は晴れて暖かい日になったので家に閉じこもっているのはもったいない。
それでは博物館でも行ってみるか。
10時前にまず実家へ行き、目につくごみを拾うだけで掃除をしていない母を怒鳴りつつ掃除機をざっとかけてから、博物館まで歩いて行きます。
土曜日の午前なら空いているかと思ったのですが、入り口には人だかり。車もどんどん入ってきます。

まあ、天気がいいし、みんな考えることは同じようなものということでしょうか。
今は「ダ・ヴィンチとアンギアーリの戦い」展をやっています。

ダ・ヴィンチとついていますが、実際のダ・ヴィンチの絵が展示されいるわけではありません。
フィレンツェのベッキオ宮殿の五百人広間の壁画を依頼されて実際にダ・ヴィンチが制作に取り掛かったのですが、何らかの事情(油絵の具が壁に合わなかった?)で中止になってしまったのですが、その下絵は残っていて,後世それをもとに絵画として完成させているし、ダ・ヴィンチのその絵の構成は多くの影響を与えていることが分かる様に展示してあります。それだけでもダ・ヴィンチの天才が分かるのですが、その他色々なノートや草稿の写しもあってまさに万能の天才です。
ついでにと言うかダ・ヴィンチの活躍した時代を説明するためにマキュアべりの肖像画等もあって、これは塩野七生の出世作「チェーザレ・ボルジアあるいは華麗なる冷酷」を読んでいたので多少の予備知識もあって興味を持ってみることができました。
展示室の中は結構な人出で渋滞。あまりゆっくり見ることはできませんでしたが、この企画展も終盤で3月25にまでとあとわずか。追い込みの時期なのでこれぐらいは入らないとね。
お昼は家で食べると言ってあったので1時間ほどで出たのですが、レストランでは企画展にかこつけた特別のメニューもあるみたいです。

でもダ・ヴィンチの時代のフィレンツなりにカレーはあったんでしょうか。細かいことは詮索しないで楽しめればいいか。
まあ、人生暇つぶし、午前中はこれでそこそこ有意義に潰せました。

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