ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




また、昨日の記事のコメント欄では、いつにも増して沢山の皆さんのご意見を寄せいただきました。

とても興味深く、読ませていただきました。

問題が問題ゆえ、半匿名のネット上とはいえ、なかなか、こういう公の場で意見を述べるのは、かなりのエネルギーが必要だったことと思います。

どうもありがとうございました。

でも、こんな小さな場であっても、こうして繋がって、ちょっと意見を言い合ったりするだけでも、

少しでもストレスが軽くなることがあるかもしれないな、と思うんです。

(勿論、僕の書く文章も含めて、内容によっては、逆に読んでストレスを感じることもあるかもしれないので、特にこの状況の中ですから、色々と注意が必要ですが・・・)

 

それにしても、いちミュージシャンでしかない僕のブログで、なんでこんなに原発の話などを・・・などと思われていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、

僕は神奈川だから、遠いから大丈夫、なんて全然思ってなくて、本当に日本の一大事だと思っています。

 

何年も、毎年訪れることが出来ている、広島の平和祈念資料館。

ここで見たり聞いたり、本で読んだりしたりして感じた恐怖は、

勿論、戦争そのものの、爆弾の威力そのものの恐ろしさがあってのことですが、

核という存在や、放射能が人に及ぼす影響の恐ろしさが、その半分を占めています。

有用に使えれば便利なものではありますが、牙を剥かれたら、こんなに怖いものはありません。

チェルノブイリの事も、わずかではありますが、以前本で読んだり、あと、下にご紹介するサイトを見たりして(非常に多くの写真によって、かの地の今が、リアルに分かります。)、本当に悲しく、恐ろしいと思っています。

 

「エレナのチェルノブイリへのバイク旅」

http://www.geocities.jp/elena_ride/

 

福島の原発では、チェルノブイリのような爆発事故になる可能性はまずないそうですが、といって、絶対に保障されているわけでもなさそうですし・・・。

僕は、福島のニュースを見聞きすると、頭のどこかが、必ずこのサイトで見た写真を思い出します。

大げさかもしれませんが、といって、安心できる材料もありませんので。

 

さらには、汚染などということで、大切な食べ物のことも絡んできておりますので、本当に一大事なのです。僕だけというわけでなく、子どもたちの健康を守る義務は、大人にあるからです。

 

 

さて、本題です。

ちょっと見ていただきたい動画があります。

変な言い方かもしれませんが、これを見て、なんだか、ここ数日のもやもやが少し晴れたような気がしました。

「福島第一原発事故、原発建設の安全基準の真実 1/1~2/2」

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=jyou9oG1qBg

http://www.youtube.com/watch?v=YDcYUlTHYyQ&feature=player_embedded

 

判り易い語り口で、それこそ、またとても納得しやすいエピソードも交えて、

中部大学の武田邦彦氏が、あの保安院のことについて話してくれています。

 

・・・そうか、あの保安院って、こういうところなんだ。

 

あの、やけに淡々とした発表や、

個人的に思っていた、一番の違和感(前々から、脆弱性を指摘する声もあったそうですのに・・・。事故に関する謝罪などは一切言わない)の原因が判りまして、変な話ですが、随分とすっきりしました。

 

よろしかったら、是非。1と2、あわせても20分もありませんので。

武田氏のサイトには、今、気になっていることに関する事柄も多く取り上げられています。

http://takedanet.com/

 

紐解いていけば、官房長官や東電など、関係者の会見というのは、まず立場ありきで、その上に使う言葉も姿勢も、作られているのですよね。

ちょっと考えてみれば当たり前のことなんですが・・・、とにかく、なんだか憑き物が落ちたようにすっきりしました。

 

繰り返しになりますが、大人というのは、みんな、“立場”というのがあり、

こんな非常事態であっても(あるからこそ、かな)、きっちり守っているわけです。

それを、改めて、実感したのでした。

 

今日も、未だ原因不明の煙を吐いたようですが、

・・・とにかく、一日も早く安定してほしいですね。

 

ホウレンソウや牛乳も、早く、救われます様に。

 

では。

---追記。---

コメント欄で、大前研一さんの動画をご紹介いただきました。

実は、僕もこれを拝見して感銘を受けておりまして、今日にも、ブログに貼ろうか考えていたのですが、

ちょっとリンクが多くなりすぎるかなと思って、明日にでも、と思っていたところだったのです。

でも、いいチャンスを頂きました。ご紹介、ありがとうございます。

本当に、皆さんに見ていただきたい動画ですので、是非とも。

 

「地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後(大前研一ライブ579) 」

http://www.youtube.com/watch?v=8GqwgVy9iN0

(どうしてか、コメント欄で頂いたリンクが切れてしまっておりましたので、改めて貼らせていただきます)

 

僕自身、ただただ感心して視聴するだけなわけですが、でも、こういう建設的な意見の上で、皆で議論ができるようになったら素晴らしいのにな、と思います。そして、それは、時間はかかるかもしれませんが、必ずできることだとも思います。

本当に、ありがとうございました。

 

では。

 

----再追記----

上でご紹介した、武田氏のリンク先が(なぜか)切れておりましたので(・・・教えてくださってありがとうございました。)、改めて、生きているリンク先に変更しました。

(リンクが切れている場合、タイトル(の一部など)で検索しますと、どこかのサイトに上がっていたりするのが見つかったりしますので、試してみて下さいね。勿論、僕も気付いたら探して、再アップしますけれども。)

こちらのファイル、お時間の無い方も、是非、一つ目のファイルの5分くらいからだけでも、ご覧になってみて下さいね。

 

 

また、大前氏のリンク先のものは、長いですが、現状把握に、大変役立つと思います。

なぜこうなったか、何が起きてるか・・・など、非常に判り易く解説してくれています。

 

そして、45分15秒以降が「今後のステップ」の解説になっています。

こちらの解説では、特に、この原発問題の解決のスパンが、3年~5年まどといった年単位で考えていくべきものということを、僕たちは知っておくべきだと思います。

テレビのニュースやワイドショーでは、今後の見通しと言うと「電源を通して、機器の動作確認をして、冷やすんです」という、言ってみれば「今、ケホケホと出ている咳を止める」という話だけをしてる感じで、聞いている僕たちも「それなら数週間程度かな?いや、もしかすると数ヶ月とか、かかるのかな?」と思ってしまうような解説しか聞けない中で、実は、「咳も止めますが、問題は、どうやってその後、体質を改善して、完全な健康体にしていくかということです。それには、数年かかりますが、それをしなければ根治しませんから。」というような長期的な話をされていると言えると思います。

こういう建設的な話を聞くと、逆に、落ち着く方もいらっしゃるかもしれないな、と思います。

「今、毎日あたふたしたって、仕方がない。じっくり腰を据えてこの問題と向き合って、官民が、僕たち国民が、皆で協力して、力を合わせて、解決していくしかないんだ。」と前向きに思えるかもしれないと思います。

ちなみに、よく「もう廃炉にするのが決定なら、水じゃなくて、がんがんコンクリを流し込んで固めてしまえばいいのに」という話にもなりますが、今固めても、いずれ熱で溶けてしまうのだそうです。やはり、どうにかして、完全に冷やしてからでないと出来ないことだということです。

 

1時間3分30秒から、計画停電に関する話です。これも大変興味深いです。

 

今朝、今年の夏どころか、次の冬も計画停電を行うかも、というニュースがありました。

「東電の計画停電、今夏・冬も 大規模火力発電所、被害大」

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103210361.html

 

日本は、本当に大変なことになると思います。解決してもらわねば。解決していかねば。

 

(あとね、36分40秒~の保安院に関する一言には、ちょっと、ひっくり返るかもしれませんよ。)

 

ぜひとも。

 

では。



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コメント
 
 
 
Unknown (まみ)
2011-03-22 00:19:46
「ただちに」という「じゃ、いずれ何かあるの?」と言いたくなるような曖昧な言い方ですが、ホウレンソウも牛乳も健康に影響が出る訳では無いようですし、ホウレンソウに関しては対処法もあるみたいです。

http://doraku.asahi.com/special/shinsai/110320.html

 
 
 
福島原子力発電所のトラブル (宮っ子)
2011-03-22 01:53:12
大前研一氏の1時間以上の長い講演ですが、もともと原子核工学のエンジニアで、ちょっと昔とはいえ、大学院を出て原子炉を作るメーカーで働いていたこともあり、原子炉そのものの知識があるので、とても分かりやすいです。氏に関しては好き嫌いもあるでしょうが、大いに参考になりました。お時間のある方は、覗いてみてはいかがでしょうか。19日の講演です。既出ならお許しください。

http://www.youtube.com/watch?v=6GqwqVy9iNO
 
 
 
針 振り切る測定器 (あず(*^_^*))
2011-03-22 12:19:50
ケンさん
もうお読みに
なっているかも
しれませんが。

各地の新聞にも
掲載されました。
勿論 北海道新聞
にも 掲載されました。
ジャーナリスト
豊田直巳さんの
福島第一原発のある
《双葉町ルポ》です。
検索したらすぐ
でてきます。
放射能の数値が
とんでもない値
だと いうこと。
ぜひ読んでみて
ください。

政治家や専門家が
口を揃えて安全だ
安全だと言った
原発の
《安全神話》は
今回の事故で
音をたてて
崩れ去りました。

私は 今 誰かを
責めてる時でない
と いうのを
わかった上で
自分の気持ちを
言いたいと思います。
基準値を上回る
放射能が
測定されてる
原発で
今この瞬間も
命がけで作業を
してくれている
人がたくさん
いるのです。

もう 覚悟をきめた…
とおっしゃった方。 どんな 気持ちで…

涙がでます。

帰りを待ってる
家族だって
いるでしょうに。

もし
大切な人が…
あなたの愛する人が…
お腹を痛めて生んだ子が…

あの場所にいたら。
それでも
今回の事故は
《未曾有の出来事》
《誰にも想像が
できなかったんだ》

すみますか?

わたし
無理です。




 
 
 
私の経験ですが… (ふぁまこ)
2011-03-22 13:58:12
紹介して下さっているサイトをまだ見れていないので、まと外れなコメントになってたらごめんなさい。

誰かに対して責任を負う立場の人間は、かなり言葉選びに苦労します。

特に専門性が高いと、分かりやすい言葉に換えると誤解を招いてしまうこともあるため、かなり難しいです。
それが、一対一なら相手の理解度を確かめながら伝えられるのですが、不特定多数だと言葉が限られるのはしようがないです。

私は医療関係の仕事に携わっていますが、時々TVで医療ネタをやっているのを見ると、それはちょっと違うんじゃ?…って、思うことがほとんどです。

たぶん、間に素人さんを挟むので、どこかで誤解やズレが生じてしまうのではないでしょうか。

原発に関しては私も素人なので、国や東電の言葉を信じます。

ちなみに私の実家は柏崎の原発近く(…といってもそれなりに距離はありますが)で、小学校の頃だったと思いますが、ある日突然(授業の一部でかも?)先生が原発の話をしました。

その内容は「安全だから大丈夫」とかではなく、「怖いかもしれませんが、ちゃんと原発の管理をしてくれてる人がいるから、見守って~」的な感じでした。

その頃も怖いとかそんな話は、私の周りでは出ていなかったですが、そうなんだとすんなり受け止められました。

だから、私個人としては見守っていきたいと思ってます。
 
 
 
価値あるブログ (あーちゃん)
2011-03-22 16:03:57
だなぁ~と、ケンさんの行動と精神力に改めて感心&共鳴しているここ一週間です。
安地ライブ以降2回目のコメ投稿ですが、今日はむしょーーにケンさんに情報共有への感謝+それへの行動力にエールを送りたくて書き込んでます!

まず、リンク先のyoutubeは残念ながら削除されてしまっているので武田さんのサイトを見ました。
なるほど、そういう事か!!ってすごく冷静に受け止めれました。
さらに大前研一さんのライヴには、なんだかこっちも奮起するくらいのエネルギーと再思考力の強さをもらえたような気持ちになったのと、共感共鳴する箇所がたくさんあって一種感動。。すっごく解りやすかったし知れてよかった^^

で、意見・行動を起せる人には風評、批評、共感がつきものでソレを常に背負うけれど、わたしはソレが出来る人(言える勇気をもってる人)って素晴らしいと思う!
んで、ケンさんの観点・視点がやっぱり好きだなぁ~その思慮深さと突き進むバランス感覚もね☆

個人的には、原発が今後どーなってもココ首都圏で踏ん張って生活+仕事を続けようと決めています。
いい大人なんで、微力ながらも首都中心部の日本経済に貢献したいし、逃げるワケにはいかないと本音で思う今日この頃。

それから今晩はあえてホウレン草を買って帰ろうと思ってまーす^^vこの時期がいっちばん甘みが増してるホウレン草のバター醤油。。白米とセットではやく食べたーい♪
 
 
 
Unknown (misae)
2011-03-22 16:42:15
ケンちゃん、昨晩教えて頂いたサイトを見ていたら、途中で切れてしまったので、今改めて教えて頂いた武田さんのサイトと大前研一さんのサイトを見てきました。

とっても分かりやすくて良かったです。

疑問に思っていたこと、色々分かって助かりました。

ケンちゃんがこのブログで戦争や核のお話をいっぱいしてくれていたので、最近は自分で調べる様になりましたよ。

ここに来れて、繋がっていられたからこそ色々なサイトを教えて頂けた。本当に感謝しております


今日はね、仕事が無くて15時で終了しちゃったんです(T_T)

余震が続く中、外食産業は赤字です。
大きな会社ならまだしも、私の行ってる会社は小さいです。
小さい会社は物が売れなければ、倒産していってしまいます。
材料もなかなか入ってきません(東北から注文している物が多いので)。

早く余震も原発も無くなってほしいです
 
 
 
ゴーストタウン (ゆう(函館ベイベー))
2011-03-22 17:27:27
エレナさんの、チェルノブイリの写真の数々、ゾッとしました。
でも、ちゃんと目を逸らさずに見ました。
見て良かったと思います。どんなに恐ろしく、悲しい事だったのか、知っておくべきです。

今回の事故が、チェルノブイリ程の事故でなくても、福島の一般住民が、実際に放射線量の検査を受けている新聞の写真などを見ると、非現実的で寒気がしますし、気の毒で仕方ありません。人ごととも思えません。

事故が終息したとしても、その先、安全と宣言されるまで何年かかるのでしょう。それこそゴーストタウンになってしまうのではと、心配になります。

武田氏の動画とサイトも、大前氏の動画も、じっくり観せていただきました。分かりやすく、興味深い内容でした。紹介していただき、ありがとうございます。

子供たちの未来のためにも、一日も早く、安全と安心を取り戻す事が出来るよう切に願っています。
 
 
 
これから (sekkengo)
2011-03-22 19:00:25
起きてしまった事について、今誰かを非難したいとは思いませんし
素人の私は、専門家の方たちが、今の状況で取れるベストを尽くしてくれていると信じるだけです
政府等の出す情報も今いちいち疑うのはやめることにします。
いつ影響が来るか分からない放射能より先に
今胃潰瘍でやられてしまいそうなので…

今まで問題があったのは確かなようですが
今回のことで、政府も各関係者もさすがに懲りたと思いたい…
今後については改善(中長期的には全廃!!)してくれるものと信じたいですけど
そうでない場合に、私達は具体的にどう声をあげればいいんでしょう
声はあげないといけないと思いますが、バラバラにあげていても仕方ないですよね…
今は目の前の問題に全力を尽くしてもらうべきですが
少し落ち着いた後からが、私達の考える時かもしれませんね…
 
 
 
信じる (ちょこ)
2011-03-22 21:34:55
こんな時だからこそ、人の笑顔や頑張っている姿、綺麗な花や音楽などが、心の癒しになりますね。
素敵な写真のUP、ありがとうございました~☆
震災があってもなくても、日々を明るく元気に生きていくために、なくてはならないもの。
私も、節電やイベントの中止など、自粛すべきところはしていますが、
あの日から一日も、ささやかな笑顔や娯楽を断ってはいません。

テレビで娯楽番組が放送されるようになり、張り詰めた神経がほぐされたように感じる人と、まだ早いと怒りすら感じる人。
計画停電が予定通り施行されずに済んで、自分達が節電を頑張ったから回避に繋がった!と喜ぶ人と、翻弄されたと疲弊する人。
感じ方は、本当に人それぞれなんですね。
『こんな時だからこそ、飲食店の助けにもなるし、外食して気分転換しよう。』と思う人もいれば、
『こんな時に外食なんて、不謹慎では?またいつ大地震が来るかも分からないのに、とてもそんな気分になれない。』という人もいるでしょう。
どちらの意見にも、その人なりの想いがあっての事だと理解できるから、否定はできませんよね。
『気持ちを一つにして』って、とっても良い言葉ですが、
感じ方も方法も決して一つではなく、また、一つである必要もないですものね。
むしろ、その多種多様さが世界を支えていて、お互いに気付きをもたらしてくれていると思うから。
お互い、その違いに対して寛容でありたいですね。

ケンさんがリンクを貼ってくださった、武田邦彦氏の記事とスタンス(お父さんが家族のことを心配して計算した)がとても信頼できると感じました。
とても分かりやすい文章!といっても、まだまだ計算し慣れない単位で、なかなか頭がついていけてません(汗)
何度も確認しながら、自分なりに危険度を測っていきたいと思います。
報道には報道のやり方があるようなので、足りないと感じる部分は自分で調べて補足するしかないですね。
今は、色々な専門分野の人が独自に情報を分析し自由に発信できる時代ですし、求める側も自分なりに多角的な情報収集や拡散ができるので、本当に助かりますね。

それなりの立場がある人については、自分が動かず(自分が動くべきではないともいう・・・)に、多くの人や問題点の均衡と統制を取らなければいけない事の難しさをひしひしと感じます。
私の勤める会社自体がそういう立場にあり、私の仕事もある意味そういう性質を持つ部分もあるので、その困難さはある程度想像できます。
相当の重圧と責任感を背負い、事態の収拾に奔走してくれていると、この大きな問題を乗り越えた後は、各機関の更なる成長があると、願ってやみません。

私は、村上龍さんのスタンスに強く共感しました。
http://www.timeout.jp/mobile/ja/tokyo/feature/2581/
私も11日の地震から、自分なりに情報収集しながら、2日ほどで、腹をくくって『信じる』事に決めていました。
今まで通り、自分の日々の仕事や生活を淡々と行って、少しでも被災地の方へ寄付などの手助けを続けられたらいいなと思ってます。
 
 
 
知る (KOH )
2011-03-22 23:08:23
埼玉の東松山にある丸木美術館に行こうと思って、まだ行けてない。


今だからこそ、訪ねたいと思う。


丸木美術館は原発に反対し続け、原発分の電気は使わぬし払わぬとしたことで、東電に電気すべてを止められたこともあるという。


もっと原発を知らねば。学ばねば。考えねば。

 
 
 
Unknown (なぎ)
2011-03-23 00:21:34
武田さんと大前さんの動画拝見しました。
思い切ったことをお2人とも仰ってて、
大変、見応えがありました。
多くの方に見ていただきたいですね。
(頭が整理できてない部分もあるので、
 他のサイトは後日ゆっくり拝見しますね。)

東電と保安員は、≪身から出た錆≫だと
思いました。信じる人、信じない人、
いらっしゃるでしょうけど、
動画を見てる人が大勢いますしね。
これだけ暴露(告発)されてるので、
当人達は、さぞ心苦しいでしょう。
国民の健康のことなど完全無視で、
責任逃れ、怠慢、保身に必死。
今までやってきたことのツケです。
情けないです、本当に。

今後また、色んな問題が出てくるでしょうが、
これを機に学んで欲しい、改善して欲しい。
そう心から願います。



 
 
 
福島の海、チェルノブイリ、絶望、希望 (melody)
2011-03-23 00:52:18
「福島の海で規定の○○倍の放射能が検出された。」と、つけっぱなしにしていた深夜3時のニュース。(残念ながら、昨日のBGMはキースジャレットではなく、昔、ドラマで使われてい悲しくなる音楽に、また戻っていました。)

相馬出身のご近所の方からいただく、福島で採れたお魚を、これからは美味しいと思って食べることができない。。。ということより、相馬出身のその方の深い悲しさを思い、また涙が出てきました。

そんな中、先程、エレナの「モーターサイクルダイアリーズ」ともいうべき、チェルノブイリの写真と名文によるレポートを、一心不乱に見ました。彼女の、何ものにも囚われていない(=しがらみのない)インディペンデントな立ち位置に深く共感しました。後書きでは、原発に賛成でも反対でもない・・・と書いてありました。

ただ、起こってしまった現実を「透明性」を持って、写真というツールで「客観的に」伝えたかっただけ。・・・ということが画面から伝わってくる内容。

先日アップしていただいたNYタイムズの写真、エレナさんの写真。動画ではなく、「一瞬」を写した様々な写真の紛れもない、動かしがたい、そのままの事実、空気感。その背後から浮き上がってくる撮影者の言葉のないメッセージにこそ、本当に心を打たれます。

と同時に、今までの自分のチェルノブイリを含む原発に関する無知さを恥じました。。。「永遠」といえるほどの気が狂いそうな時間の単位。我々人間の罪。そして・・・おそらく、現在の私達のように情報を取捨選択できる状況とは対極にある旧ソビエトで、なにがなんだか分からない状態で放射能を浴びて亡くなってしまった現場の作業員や、先祖代々その土地に住んでいた人達の絶望と悲しみ、やり場のない怒り。。。

そこで、ふと思いました。
極論を言うわけではありませんが、果たして、2011年に生きている私達は、1986年当時、このチェルノブイリ付近に住んでいた人たちと比較して、唯一の情報源である「公的機関」から本当に透明性を持った「長期的な情報」を公開されているのだろうか?と。
いくら楽観的で暢気でおめでたい私でも、エレナさんのリポートを見て読んだ後に、現在の状況を鑑みると、「No」と言わざるをえません。やはり自分で調べないとダメな状況のようですね。。。

このリポートは、ある意味、今回の地震を凌駕するほどのショックを受けましたが、ケンさんに紹介していただいて、見ることができて、本当によかったと思います。

私達は動物。ですが、いちおう「知恵」はあるはずの「人間」なのだから、前へ進んで行動を起こそうと思えば、リスクを減らすための何かができるはず。できると思いたい。きちんとひとりひとりが自分の立ち位置を決めて。

村上龍さんの寄稿文、とても共感しました。リンクを貼ってくださった方、ありがとうございます。

ケンさん、コメント欄のみなさま、貴重な情報を教えていただいて、ありがとうございます。私は、こういうのを探すのがとても苦手(笑)なので、とても助かります。。。武田氏のインタビューやサイトも興味深く見ました。大前さんのお話と数日前のニュースの深層も、明日見てみます!
 
 
 
Unknown (にょみこ)
2011-03-23 01:58:44
昨日は時間がなく途中まででしたが、今やっと全て見終わりました。

今日本が大変な状況に置かれている、ということに変わりはありませんが、武田さんや大前さんのお話を聴き、知ることが出来、気持ちの一部分が落ち着きました。
事故が起こってから今まで、3年5年という先のことなど全く考えることすら出来なかったのですが、例えばという提案だとしても、内容は具体的で(もちろん大変なことではあるのでしょうが)前向きな気持ちになれました。

観ることが出来て本当によかったです。ご紹介、ありがとうございました。
 
 
 
ひと呼吸 (はな~る)
2011-03-23 03:45:57
いつもと変わらぬ日常に突然、大災害・大惨事が起きてしまった
あの恐怖を体験した人々にとったら、たとえ地域の被害が少なかったにしろ、そう簡単に取り除ける訳がない
今、リアルタイムで何が起きてるのか、どうなってしまったのか、時間とともにわかってくる現実と映像を見て震えあがり途方に暮れるしかなかった…
TVからは連続で流れる緊急地震速報の警報音!
続く余震!
手放せない携帯からも連続で鳴り響く警報音!!

頼りない政府のコメントが続く中、海外各国から続々と救助隊が来てくれた映像を見た時、心より泣けた‥嬉しかった
…と思ったのも束の間
海外から来てくれたはずの姿が、いつの間にかTVから消えて不安が更に募る日々
インターネットが無かったら冷静さを保てなかったと思う
原発事故の状況が不透明だし曖昧で、東電と保安院の会見も何を言ってるのかさっぱり解らない
飛び交う信頼出来ない情報 信頼出来ないから安心出来ない
ケンさんが真剣に正々堂々と日々語ってくれた事
すごく心強かったです

大前先生と武田先生
お二人の動画しっかり見ました
難しい話を分かり易く説明してくれてるので頭ん中にしっかり入ります
情報提供に感謝します
ありがとう

誰が何を言っても、共感する人に、しない人…
真っすぐ伝えても裏を読んでくる人もいるし揚げ足をとる人もいる…
それが今の日本なのかな‥難しい

私は自分の価値観や考えの似た人の話と得た情報で頭を整理したい
ケンさんの言葉、先生方のお話、これらは私の腹に落ちるから
胸に引っ掛かって腹に落ちない話はいらないし。

どこかで誰かがコメントしてた「母親はこの原発事故をコンビナート爆発と同じくらいにしか思ってない」みたいな‥
何らびっくりしません
そういう人たくさん居ますし、80近い私の母も最近はこんな感じです

一晩眠るごとに腹が据わってきてるし、度胸もつきはじめてる気がします
今、起きてる歴史の中に生きているわけだから
しっかり受け止め精神面を強くしていきたい
時は動いてますもんね
頑張りたい

今夜もNHKは‥これキースですよね
この前も流れてた
きっと日替わりでBGM流してるのかな

頑張ろうねケンさん

 
 
 
はじめまして。 (シャチ)
2011-03-23 06:33:05
時々拝見させて頂いてました。ケンさんのブログ初めて投稿させて頂きます。

いつもなら、にこやかな笑顔のケンさん…今の日本の現状に…心痛め、想い、怒り…皆、色々な感情、考えが交差し現状、本当は何が正しいのか…

それは今、日本の中で言い切れる人などいないのかもしれませんね。

誰かに責任転換をする大人達…
子供達の未来は守れるのでしょうか…

子供達は未来そのものです。

お年寄りは今までの日本を懸命に生きてこられた方々。

私も被災地に年老いた両親、身内を持つ者です。
無事は確認できたものの…復興を信じ両親は故郷を離れようとはしないのです。
離れて暮らす現状…目の前の幼い子供達の未来を守る事が…今、私にできる事。
それしか出来ない自分です。

ケンさんの写真の中の花々は儚いながら懸命で癒されました。
必要な物資、お金、切実にあります。
放射能…不安ですが心配ばかりでもキリがありません。信じられる情報もありません。

けれど、画や詩、言葉が人の心を救える事もあるような気がします。
今の日本の中で『希望』私の脳裏で、ずっと一曲の詩が巡っています。

坂本九さんの『見上げてごらん夜の星を』です。

色々な方がcoverされていましたが。

多々御意見があると思いますが、色々な意味で底を見てきた、玉置さんの声で、聞きたいです。
違うんです。圧倒的に。
私が聞けなくても、誰か聞いた人は救われる人も居るかもしれません。

お心を強く持って乗り越えましょう!
では。



 
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