ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




N本工学院での特別講座も無事に終了いたしました。

とても盛り上がりましたし、高校生の皆さんもみんな積極的で素敵でした。僕もとても楽しかったです。

 

そして、今日初めて弾かせて頂いたのですが、ピアノも素晴らしかったです

 

ベーゼンドルファーというのは、オーストリアのピアノメーカーで、あの超絶技巧で、”世界最初のプロ・ピアニスト”だったとも言われるフランツ・リストの演奏と共に有名になりました。

「神々の楽器」ともいわれるスタインウェイ(ドイツ、アメリカ)、「ピアノのストラディバリウス」ベヒシュタイン(ドイツ)と並んで世界三大ピアノブランドの一つです。

今は、日本のヤマハが親会社になっていますが、ヤマハの意向で、あくまでも「ベーゼンはベーゼンとしてのピアノを作ってもらう」ということになっており(ヤマハに拍手です)、ヤマハのピアノとは線引きがされています。

ベーゼンはスタインウェイと比べても、鍵盤が重たく”簡単には弾かせてもらえない”、というイメージがありましたが、緑ちゃん倶楽部のイベントを開催するホールのインペリアルや、今日のピアノを弾いてみて、ちょっと最近、認識が変わってきました。

あの重さは、例えて言うなら、ナイフに対してナタのような、軟式に対して硬球のような、一定の重たさがある故にコントロールが効く、といいますか、むしろミスを誘発しないのではないかと思い始めました。ただ、やはり軽くは無いので、少しでも気を抜くと、負けてしまいます。

集中して、気合いを途切れさせずに弾いている分には、むしろ、重力のある音を出し続けてくれるように思うのです。

元々、軽やかなヤマハ系よりも、カワイ系の重厚なサウンドが個人的に好みですので、ベーゼンは、好きな系統なのかもです。

もっとも、・・・お値段が半端ではなく高いブランドですので、自分で所有するなんてことは夢にもありえない、雲の上のピアノなのですが。

コンサートグランドは、2500万円以上、最高級の「エンペラー」は、取引された価格が、1億円以上の時もあったといわれています(世界に2台しかない)。

雲の上どころか、成層圏の上ですね(笑)。

(ギターには1億円以上のものは普通に結構あったして、実はピアノの方がお安いのですけれどもね。。。)

 

幾つかのピアノメーカーにはスペシャルモデルというのがあるのですが、ベーゼンにもありまして、この「グランドボヘミアン」のデザインなどは、凄いですねえ。

でも、やはりベーゼンらしい音がしてますね。当たり前ですが「Valentina Lisitsa - Chopin Nocturne Op. 62, No. 1」。

 

そういえば、なんだか今日も、このサウンドのせいかもしれませんが、ブルースっぽい感じではなくて、ちょっとクラシカルっぽい(アルペジオとかスケールワイズなものとか)フレーズばかり弾いていたような気がします(ちゃんとしたクラシックは弾けませんので、あくまで「っぽい」ですが。)。

その気にさせてくれる音でした。

こんな贅沢なピアノは本当に夢の話ですので、こうしてたまに弾かせてもらえるだけでありがたいですが、

ついつい、フレーズやメロディに気が行きがちですが、サウンドが大切なのだよなあ、と思います。

 

ではー。



コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )


« よいカンじで。 フレッシュ。 »
 
コメント
 
 
 
ありがとうございます。 (北のピアノ講師)
2019-01-15 10:07:21
もう10年近く前でしたね。ベーゼンドルファーがヤマハ傘下になるというニュースには、当時私も驚きましたが、業績的に困窮していたベーゼンドルファーを後世に残す為というM&Aの良識あるお手本として話題になりましたよね。

私はいわゆるヤマハっこですので、この件をとても誇りに思えたのは、やはりスタインウェイやベーゼンドルファーはやはり憧れのピアノだったからです。よいものはずっと変わって欲しくはないですから‥。

勝手ながら、ケンさんがベーゼンドルファーを弾かれているのはなんだかとてもイメージできるように思います。いつか生で聴くことができたらと夢を膨らませております。ありがとうございました。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
コメントをするにはログインが必要になります

ログイン   新規登録