お陰様で、緑ちゃん倶楽部のセッションイベント「みどり部屋」、
本日もとても盛り上がりまして、楽しく終了いたしました。
ご参加下さいました皆様、どうもありがとうございました。
写真は、会員様が作って下さっ手作りのチョコクッキーです。
めちゃめちゃ美味しかったです。ありがとうございました!
しかし、毎回思う事ですが、本当に人の成長って凄いな、と思うのです。
”全員”が必ず、このわずかな3時間の間に、成長しちゃうのです。
きっと誰もが、昨日までやったこともないプレイが、出来てしまうのです。
これは、魔法でもなんでもなくて。
引っ張り合うからなのです。
人との人のコミニュケーションというのは、単に、「誰かに会う」とか「話をする」とかではなくて、
人同士が「影響を及ぼあう」ということなのだと思っています。
セッションの面白さは、音を合わせることだけでなく、
他の人がいることで、自分が変われる面白さ、を実感できる場だからなんです。
いつだって、コミニュケーションから影響は及ぼし合っていても、でも、
これが、音楽だと、
あからさまに、顕著に出る、分かるのですよ。
これは、僕たちプロのミュージシャンでも同じです。
以前、武沢さんに
「どうして、こんなに長い間、ずっと玉置さんと一緒にやられてるのですか?」
と伺ったことがあります。2010年か、11年のことだったと思います。
「玉置と一緒にいると、自分が、自分でも思ってもいないことが、出来るから。自分の音楽が、自分じゃないと思うくらい、凄いものになるから」
仰いました。
今、本当に良くわかるのです。
誰かと音楽を一緒にやるというのは、
自分で、知らなかった自分に、会える、魔法のような瞬間なのです。
(家に帰ると、その魔法は解けて、ほとんど元に戻るのがまた面白い(笑)。でも、”経験”は蓄積はされますからね!)
ではー。
セッションでの武沢さんの一言。メディアでは玉置さん視点の番組が多く、、武沢さんはあまり話す印象ってなかったです。けれどオンオフを長く近くで見ているからこそなれ合い過ぎずに、本人にしか分からない音を信頼する、信頼される感覚的なもの、バランスの上にいるんだろうなと思いました。なかなか築けるものでもなく、むしろ難しい。でも人を介してやること、バンドが続くのには理想的な関係性なんだろうと思います。メンバーさんからぽろっと出てくる言葉こそグッときたりして
遅ればせながらコメントしてしまいました!
ケンさんの質問への武沢さんのコメント、いいですね。
自分じゃ開けられない自分の中の扉を誰かにバーンと開けてもらう。そんな感じでしょうか。
願わくば
もしあなたが私と一緒にいたならば
「あなたの知らないあなたに会える」
誰かにとっての自分も、そんな存在であったなら
音楽は、本人が知らないあなたや私を引っ張り合う魔法
ならば緑部屋のセッションは、誰もが現実としてそれを体験出来る、
奇跡のような、魔法の夢の部屋。
しかも一流の魔法の使い手により、その世界へといざなわれる
緑部屋にしばらく参加できていないが、
あの緊張感と開放感、嫌いじゃない。
是非またお邪魔させて頂きます。