人に渡す譜面、大学で使用するものや、STAYCHILLの譜面ですが、これはソフトを使って作る用になりましたが、
自分だけが見る用の譜面は、やはり、まだ手書きがしっくりきます
。
おそらく、音符にしてもコードにしても、「入力」するのではなく「書く」という行為が、その楽曲の”把握”には大切なのだと思います。
辞書などはどうなのでしょうね。
紙の辞書をペラペラ捲って引くのと、それこそ画面に検索にワードを打ち込んでAIの答えを見るのと。
どちらが頭に入りやすいのでしょう。
以前、英語のテキストを大量に読んだ際、
最初は便利だろうと新規で購入した電子辞書を使っていましたが、
結局、紙の辞書の方が使いやすいと思ってしまい、戻ってしまった経験があります。
「あれ、これなんだっけ?さっきも出てきたよなあ」と、何度も同じワードを引いてしまう回数も、紙の辞書の方が少し少なかったように感じました
。
スマホ全盛の今、本を読むのもキンドルで、紙の製本ではないという方もおられると思います。
どうも以前よりも漢字が書けなくなってきているのも実感しますが、色々と原因はありそうですよね。
今、学生たちの多くは、タブレットで譜面を見ています。
クラシックの方も、タブレットの譜面を使っている方も多いようですね。
まあ、読めればよいのですが、
紙に印字された音符と、デジタルで表示された音符。
昭和の人間には、やっぱり何かが違うような気もするのですよね。
奥行きとか、立体感とかー。
ってか、読む目の方も最近は大分あれですので、
サクッと拡大できるのは、これはデジタルの勝利だとは思いますけれども

(笑)。
ではー。