ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




S足学園音大にて、今日は2年生による、三週間後のステージ本番の出演をかけた、オーディション・デーでした

2年生は僕の担当の学年です。いわゆる学年主任みたいな立場なのですね。

昨年の4月、コロナの蔓延と共に入学式もできないままに入って来てくれた学生たち。

前代未聞の、入学して一か月以上学校が閉鎖、それから、オンラインで面談をし、ようやくスタートした授業もオンライン。

また、スタジオに集まってのバンド演奏もできず、これまた全て自宅からのオンライン録音授業でした。

当然、恒例の春の学年別ライブも中止。

ですので、今年のステージが、彼らにとって初の学年別ライブの開催になったのです。

 

そういう意味では、まだまだ色々あるものの、色々な対策方法も見えてきたことで、

今年はようやくこうしてオーディションやステージが開催できるようになりました

 

そりゃあ、家から出ない、人に会わない、できるだけ何もしない、

これなら安全に一番近いところにいることはできるのでしょう(それとて、家族全員がそれができれば、ですが)。

 

でも、人は、寝て暮らせるようにはできていません。

人は、前へ進まなければなりません。

若者は、未来へ向けて、自分の夢を実現していく権利も、必要もあります。

限りある人生。

時間を大切にして、やるべきことを、やるのが正解だと思います。

 

でもね、みんなしっかりルールを守って、

マスクをして演奏して、終わったらサーっと帰っていました。

例年だったら、ね、こんなイベントの後は、色々と楽しくワイワイしていたものですが

 

また来年には、元通りになっているといいな。

一度きりなんですから。

普通の学生生活を、送らせてあげたいです

 

さて、オーディション通過の学生にとっては、ここから三週間、

また夢のような日々でもあり、そして、ある意味、自分との闘いの日々です。

それこそ、体調を崩したら水泡です。

健康に気を付けて、頑張って欲しいです

 

ではー。



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