1.「かけ放題」プランが3種類あり、ほぼ完全かけ放題の「かけ放題ダブル」がある・・・一般的に格安SIMでは月額850円前後で「10分かけ放題」プランが利用できるが、OCNモバイルONEでは「10分かけ放題」の他に「トップ3かけ放題」と「かけ放題ダブル」のオプションプランの3種類が用意されている。もちろん通話の予定状況によって毎月オプションプランの変更もできる。OCNでんわのアプリを使い、発信電話番号の先頭にプレフィックス番号「003544」を自動的に付与して利用する。オプションに加入していなくても10円/30秒で、キャリアの半額で音声通話ができる。
「トップ3かけ放題」は月に最も通話時間の多い上位3つの発信先電話番号が自動的に完全かけ放題になる。さらに月額850円に+450円で、上位3つの発信先以外の通話にも「10分かけ放題」が適用されるのが「かけ放題ダブル」。月額たったの1,300円で、長電話の上位3つ、他のすべての連絡先が10分以内が「かけ放題」になる。LIBMOが全く同じ名称で同じ「10分かけ放題」と「かけ放題ダブル」を提供している。
これは、ほぼ完全かけ放題と言ってもいい。最低容量プランの1日110MBは月額1,600円+「かけ放題ダブル」1,300円=2,900円。
格安SIMでは「完全かけ放題」を扱う企業はない。唯一、ソフトバンク回線の「Y!mobile」でオプション料1,000円で「完全かけ放題」を利用できるが、縛り期間2年ごと更新の上、1年目は最低プランSでも、月額1,980円+1,000円=2,980円、2年目以降は基本料金+1,000円アップで、月3,980円もかかるのだ。
2.「容量シェア」のプランがあり、最大30GBプランをシェアで利用できる
「かけ放題」に特化したMVNOで、家族で最大30GBプランをシェアができる。追加のSIMの初期事務手数料は「0円」のキャンペーンが継続しており、別途SIMカード手配料が394円で追加SIM契約が可能。OCNモバイルONEは3月や8月に「2年間オトクがつづく!毎月320円割引キャンペーン」を実施しており、音声SIMをシェアSIMで追加した場合にもこれが適用になる。通常月額1,100円の基本料金が780円で家族分の複数の割引が同時に適用になるので、最安のBIGLOBEモバイルの音声SIMのシェアの月額基本料は900円より格安。通話を多く利用する家族にはOCNモバイルONEの「かけ放題」を併用すれば通話料発生分がかなり節約になるのだ。
3.低速時に「バースト転送機能」が優秀で、カウントフリーで使用ができる・・・契約容量を使い切った場合、通信速度の制限は公式サイトでは200kbpsとなっているが、実測値では240kbpsまで速度がでる。容量が残っている場合でも、この低速モードの「節約モード」へ切り替えカウントフリーで利用ができる。
この節約モードの「バースト転送機能」では、初めの読込150KB分までは通信制限が解除されているので、軽いWEB閲覧、音楽配信サイトなどを快適に利用することができる。OCNはMVNEでAEONモバイル・タイプ2に提供しているが、こちらも初速の読込量は150KBだが、低速時の速度は200kbps。また、IIJ系でも「バースト転送機能」が有効だが、初速の読込容量は75KBと半分しかない。
この「バースト転送機能」を使ってYoutubeの最低画質、AbemaTVの最低画質(通信節約モード)が視聴できるかテストしてみた結果、IIJ系ではYoutubeは止まらずに視聴でき、AbemaTVは途中で停止しながらも何とか視聴ができるレベルのに対し、OCNモバイルONEでは両方とも止まらずにスムーズに完璧に視聴ができるのだ。
音楽配信アプリを常用する人にとってOCNモバイルONEは最高の格安SIMとなる。SpotifyとYoutube Musicの最高音質設定では300kbps前後で、1時間あたり約140MBを消費する。Spotifyでは通信量の設定が可能で標準音質設定は96kbps、高音質は160kbps。1時間あたり標準音質で約42MB、高音質で約70MBを消費する。節約モードなら無制限で利用ができるのだ。音楽アプリは節約モードと相性がいい。
ただし、OCNモバイルONEでも昼12時台や夕方には最高速度が低下するため、停止してしまうが、深夜の空いている時間帯ならAbemaTVはワンランク上の低画質モードでも何とか止まらずに視聴が可能だった。
また、「節約モード」への切り替えの使い勝手も良く、OCNモバイルONEのアプリからON/OFFが超簡単に切り替えられる。1日110MBプランの契約ならWEB閲覧時には「節約モード」で、動画視聴やビデオ通信を利用する時に高速に切り替えれば1日110MBでも結構いけるのだ。
4.OCNモバイルONEには「カウントフリー」のサービスがある・・・これは知らなかった。特定のサイトや通信・クラウドがすべてカウントフリー適用になるサービスを提供している。OCNモバイルONEのNTTコミュニケーションズが提供しているIP電話の「050プラス」が月額300円が150円で利用ができ、050でんわや音楽配信サイト向けはデータ通信が少ないのでカウントフリーは「節約モード」でも利用できるが、いちいち切り替えずに特定の音楽サイト、「050でんわ」がカウントフリーになる。ただし、現在「Youtube Music」はカウントフリー対象外になっている。
OCNモバイルONEは音声通話のサービスに重点を置いており、自社のサービスのフリーダイヤル0120なら「050プラス」なら発信ができる。
さらに、驚くべきことにNTTコミュニケーションズが提供する「マイポケット」というデータクラウドサービス月額300円で128GBを契約すると、アップロード・ダウンロード、クラウドに保存した写真・動画視聴がすべてカウントフリーで利用ができるのだ。これは物凄いことなのだ。クラウドにアップした数時間の動画視聴が数GB単位でカウントフリーになるのだ!
5.音声SIM契約の1日110MBプランが月額1,600円、1日170MBは月額2,080円・・・この1日110MBプランの当日に余った容量は翌日へ繰り越しができるので、最大で220MB。OCNモバイルONEはデータ容量付与は110MBとしているが、実際は115MB分を1日分に付与している。最大230MBが使えるのだ。毎日スマフォを使う人にとっては月末に容量を使い切って通信制限がかからないので、お子様用や動画視聴の大容量使用の制限プランとしても活用ができるユニークなプランがあるのだ。
6.音声SIM契約の縛り期間はたったの6カ月間のみ・・・一般的な格安SIMの縛り期間は12か月間。解約可能なのはこの翌月になる。初月無料を実施している格安SIMはさらに1か月間がプラスされる。OCNモバイルONEは初月の基本料やオプション料が無料なので実質の縛り期間は7か月間で、不満なら短期に乗り換えることも可能になっている。
7.契約内容の変更などに柔軟に対応している・・・他社の格安SIMの支払い方法はクレジットカードが一般的だが、「楽天モバイル」「UQmobile」「OCNモバイルONE」は口座振替で支払いができる。口座振替の手数料がかかるMVNOが多い中、OCNモバイルONEは手数料が無料で利用ができる。また契約者の名義変更まで対応している格安SIMなのだ。
8.初期事務手数料3,394円をエントリーパッケージやクーポンコード適用で安くできる・・・OCNモバイルONEでは初期事務手数料を割引サービスが必ずある。Amazonのエントリーパッケージや代理店が発行する事務手数料無料の「クーポンコード」を容易に手に入れることができる。SIM単体契約ならキャッシュバックなどの大きな特典が付いて契約ができるので、契約の敷居がかなり低く、縛り期間がたったの7か月間なので、お試しで契約してみるのもいいのかもしれない。ただし、NTTコミュニケーションズの「マイページ」は迷路のように分かりにくく、慣れるまでに相当苦労するのだ。
9.OCNモバイルONEの通信アプリはウィジェットにも対応、見やすく出来がいい・・・BIGLOBEモバイルの通信アプリもいいんだが、格段ににOCNモバイルONEの通信アプリは使いやすく見やすい。仕上がりが最も良くウィジェットにも対応している。素晴らしいアプリなのだ。
以上がOCNモバイルONEの凄いところだが、最近は通信速度がやや向上してきている。それでも同じdocomo回線のBIGLOBEモバイルのドコモ回線の方が速度と通信品質が高いのが実状だ。ただし、2019年5月現在では、LINEモバイルのdocomo回線よりも速度が速いのだ。どうにか通信速度と品質が向上すれば、素晴らしい格安SIMになるのだが・・・。
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