小学6年生の孫息子と街に出かけました。大手塾の公認テストを受けるのでその付き添いです。
会場は駅前の大きなビルの一室。玄関の案内表示板には様々な会社の名前があり、玄関をスーツ姿の男性や女性が行き来しています。こうした光景を見ると、以前は現役時代の気分が戻ってきましたが、この日は心に騒ぐものがありません。我ながら少し寂しい気がします。
テストがあっている間、私は駅ビルのドーナツ店で読書タイムです。店内では中高年女性のグループが賑やかです。いつも思うのですが、中身よりもお喋りすること自体が楽しそうに見えます。窓際のカウンターでは一人、くたびれた格好のお爺さんがコーヒーカップを手に所在なさそうにしています。何だか我が身を見ているようで気になります。
外を見ると、バスセンターは大勢の人が行き交っています。夏休みで子ども達の姿もあります。みな何かしら用事があり、目的地があるのでしょう。私の用事と云えばこの日は孫守です。
孫のテスト課題は中学の数学でした。しかも塾では高校の数学を習っているそうです。私がいま子供に戻ったとしても付いていけそうにありません。
フリーフォトより
私も孫姫のバレーの稽古につきそい
正座してじっと見学しています
先生に社交ダンスを指導していると言ってません
しかし、姿勢を見ると??と思われていると
思います
<お召し物が素敵ですね?>・・と言われています?
勉強はついていけませんね
街で人様を見ていると、やはり姿恰好は大事だなと思います。
見た目ばかりが大事でもないでしょうが、形から老け込むこともあると思います。
後期高齢者になると、外出の機会も少なくなります。
交際範囲もずっと狭くなり、親しい人たちも歯が抜けるように彼岸に旅立っていきますね。
外に出る機会も少なくなってきますが、私は郷土史の勉強会や「県民大学」「市民大学」などの勉強会にはできるだけ参加するようにしています。
時どき依頼のある講演はとてもいい勉強の機会を与えてもらっていると思い、できるだけお引き受けするようにしています。
賑やかに、時によってははた迷惑なほど話に興じるご婦人方。グループでランチを楽しむのはご婦人ばかりですね。もっとも男が同じようにふるまったらちょっと軽率と思われます。
ちょっと寂しい男の後ろ姿もいいもんです。
哀愁がある後ろ姿を演出できるようになったら男も一人前だな、なんて馬鹿なことを想っています。
お孫さんとの穏やかな交流が眼に浮かびます。
講師を務められるとはすごいですね。
文化講座などは関心はありますが、受講したことはありません。
酒席は別として、街なかでは男性のグループはあまり見かけません。
男は群れをつくるのが苦手なのかと思ったりもします。