映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「クワイエット・プレイス」

2018年10月09日 | 日記

      

    エミリー・ブラントが主演し、ブラントの夫でもある俳優のジョン・クラシンスキーが監督・脚
    本を手がけ、低予算製作費ながら全米で社会現象を起こし、スマッシュヒットを記録したサ
    スペンスホラーです。
    ブラントが主人公となる一家の母親エヴリンに扮し、エヴリンを支える夫のリーをクラシンス
    キーが自ら演じ、夫婦共演も果たしています。聴覚障害を持つ娘役は、自身も同じ障害を
    持つ「ワンダーストラック」のミリセント・シモンズ。音に反応して人間を襲う「何か」によって人
    類が滅亡の危機に瀕した世界で、「決して音を立ててはいけない」というルールを守り、生き
    延びている家族。彼らは会話に手話を使い、歩くときは裸足で、道には砂を敷き詰め、静寂
    とともに暮らしていたのですが、そんな一家を想像を絶する恐怖が襲います・・・。

    私的には全く期待していなかった作品ですが、次の展開はどうなるかの連続で、結構面白く
    見ました。あの「何か」がどこから来たのか、発生したのかがよく説明されていませんが、人
    間を一飲みにするだけの身体にしては、あまりの細さに少しばかり?も感じました。街や国
    を全滅させたのですから、そのあたりが上手く描けていたら、もっと面白くなったでしょう。
    でもあまり理屈を言いながら見る作品ではないとも思いますよ。




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大映宣伝部 (46) 浅丘ルリ子さんの後姿 ③

2018年10月08日 | 日記

   

   

    大映作品「女体」(1969)のキャンペーンで福岡にやって来た浅丘ルリ子さんを、一目見よう
    と行き先々に想像を上回る多くのファンが押しかけたことは、前回、前々回で書きましたが、
    その後のスケジュールは地元テレビの出演と試写会でのご挨拶が残っています。
    その日の夜に帰京しなければならないので時間的な余裕が無く、テレビ出演はKBC九州
    朝日放送のみ。テレビ局にも大勢のファンが待ち受けていました。そして福岡大映での試
    写会とご挨拶。大勢のお客さんであふれた試写会でしたが、案内状は高値が付いたと聞き
    ました。
    一日限りの福岡キャンペーンでしたが、大きな話題作りに成功しました。私は丸一日、彼女
    とご一緒しましたが、素顔の彼女はどこにもいる普通の常識ある女性、ところがいざ舞台と
    か映画・テレビに出ると、まるで人が変わったようにオーラを発散する女性だったことを思い
    出します。とんぼ返りの一日でしたが、こき使って申し訳ないと恐縮する私に、このくらい平
    気よって表情でにこやかに最終便に乗る彼女のヴァイタリティあふれる後姿は、今でも忘れ
    られません。(完)

   

   

   

        





   
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大映宣伝部 (46) 南美川洋子の舞台挨拶をどうかよろしく。

2018年10月05日 | 日記

   

    先月も書かせていただきましたが、ユニークな作品を上映するシネマヴェーラ渋谷で、
    懐かしい大映特集が組まれています。
    その中で『玄海遊侠伝 破れかぶれ』上映時の10月17日午前10時40分~11時に、こ
    の作品に出演している南美川洋子が、舞台でご挨拶をいたします。
    京マチ子・勝新太郎・松方弘樹らの出演者も豪華ですが、南美川洋子には忘れられな
    い事件?が起こったようで、それらを楽しく懐かしく語ると言っています。時間帯があま
    り良くありませんが、どうかご来場いただき、彼女と楽しいひと時をお過ごしくださいます
    よう、宜しくお願いいたします。

           

   

   





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映画 「散り椿」

2018年10月04日 | 日記

    

    長年カメラマンとして活躍した木村大作が、「劔岳 点の記」「春を背負って」に続く映画
    監督第3作として手がけた時代劇で、直木賞作家・葉室麟の同名小説を映画化した作
    品です。
    享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛は、追放後も連れ添
    い続け、病に倒れた妻・篠は死の床で最期の願いを新兵衛に託します。それは、新兵
    衛のかつての友にしてライバルであり、藩追放に関しても大きな因縁を持つ人物・榊原
    采女を助けてほしいというものでした。
    妻の願いをかなえるため故郷へ戻った新兵衛は、やがてある確証を得て采女と対峙。
    過去の不正事件の真相や妻の本当の思いを知る新兵衛でしたが、その裏では大きな
    力が彼を襲おうとしていたのです・・・。
    主人公・新兵衛を岡田准一、采女を西島秀俊が演じるほか、黒木華、池松壮亮、麻生
    久美子、柳楽優弥、芳根京子、石橋蓮司、富司純子、奥田瑛二ら豪華俳優陣が集結し
    ています。

    本格的な時代劇を渇望している私は、最近のアチャラカ時代劇にげんなりしていました。
    この作品は私の気持ちにある程度沿うもので、特に画像の美しさ、岡田准一の熱演、殺
    陣の上手さには感心して見ました。しかし敢えて書くなら、、監督は撮影の名人ではあり
    ますが監督業は少々無理のようで、主人公夫婦の描き方、進行する周辺事情の描き方
    突如としてナレーションが入るとか、時代劇の監督としてはあるまじき描写が多々あり、
    見てる側はもどかしさを感じました。脚本にも不備があります。
    色々御託を並べましたが、この作品がきっかけとなり、次の素敵な時代劇が生れることを
    切望します。





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映画 「スカイスクレイパー」

2018年10月02日 | 日記

      

    ハリウッド屈指の肉体派俳優として過激なアクションに挑んできたドウェイン・ジョンソン
    が、高さ1000メートルを超える超高層ビルを舞台に、犯罪組織が巻き起こした火災から
    家族を救出するため孤軍奮闘する主人公を演じたアクション作品です。
    かつてFBIの人質救出部隊のリーダーとして活躍していたウィルは、ある事件で左脚が
    義足になる大怪我を負い辞職しましたが、それから10年を経た現在は愛する家族も得て、
    危機管理コンサルタントとして働いています。香港に新しく建てられた高さ1066メートルと
    いう史上最大のビル「ザ・パール」の開業に向け、ビルのオーナーから安全管理のチェッ
    クを任されたウィルは、家族を伴ってザ・パールに滞在しますが、ビルに隠されたある秘
    密を狙う犯罪組織もまた、ザ・パールに侵入しており、妻子を残したままのビルは炎を上
    げる戦場と化します。ウイルは家族を奪還するため、決死のザ・パール突入を決意・・・。
    監督・脚本は、「セントラル・インテリジェンス」でもジョンソンとタッグを組んだローソン・マ
    ーシャル・サーバー。

    前評判はあまり感心したものではありませんでした。しかしウェイン・ジョンソン作品はB級
    が多いものの、いつも楽しませてもらっているので封切日に見ました。
    今作も何で香港なのか中国なのか?ですが、相変わらずウェイン・ジョンソンが大活躍しま
    すし、物語の舞台となる架空ですが建物構造のアイディアが素晴らしいのと、お話も簡単明
    瞭で判りやすいのがいいです。しかも奥さんもいざとなったら強いのも面白い一面で、プラ
    ス夫婦愛と親子愛が上手く配置されていて、最後まで結構面白く見ることが出来ました。




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