映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ワイルド・スピードEURO MISSION」 + 「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE」

2013年07月17日 | 日記

   

     全世界でヒットを飛ばした「ワイルド・スピード」シリーズの第6作です。
     リオの犯罪王から100億円を強奪し、南方の島で平穏な逃亡生活を送ってい
     たドミニク(ヴィン・ディーゼル)の前に、かっての宿敵FBI特別捜査官ホブス(ポ
     ール・ウォーカー)が現れ、世界各国で犯罪を繰り返す巨大組織を壊滅させる
     ため、ドミニクとそのチームに協力を要請します。

     ドミニクは、死んだはずの元恋人レティ(M・ロドリゲス)が、犯罪グループを率
     いる元エリート軍人のショウ(L・エヴァンス)の仲間だと聞かされ、その真偽を
     確かめるためにもホブスの依頼を引き受けるのでした。

     相棒のブライアンら仲間のドライバーたちを招集し、ショウ一味を追跡するドミ
     ニクでしたが・・・。
     監督は、シリーズ第3作からメガホンをとっているジャスティン・リンです。

     私はこのシリーズが好きで、今までずーっと見てきました。相変わらずカー・
     アクションは派手ですが、激しさのあまりどちらが味方か敵か、整理が悪くて
     判りにくいのが欠点。更に6作目ともなると話がネタ切れ状態で、アクション
     とアクションの間を辛うじてつなぐ感じになって弱いし期待外れでした。
     見せ場を強調し過ぎてストーリーがお粗末になったとも言えます。
     今回は東京の場面がラストに出てきて、次作の舞台が東京であることを匂
     わせて終わりますが、もういいですよの気持ち。それでも次作を作るのであ
     れば、余程のテコ入れが必要と思います。



     

     テレビ東京の人気深夜バラエティ番組「ゴッドタン」の名物企画「キス我慢
     選手権」を映画化したもので、セクシーな女優やアイドルからのキスの誘惑
     を芸人たちが即興芝居をしながら耐えられるかという内容です。

     テレビ番組で「Mr.キス我慢」の称号を受けた芸人・劇団ひとりがこの映画の
     主演を務め、記憶を失った元暗殺者「砂漠の死神」役です。
     暗殺組織の刺客や不死身のゾンビ軍団、連続殺人事件を追う敏腕刑事、そ
     してキスをせがむセクシー美女たちが次々と襲いかかのを、アドリブで芝居
     しながら24時間キスを我慢し続けるというミッションに挑むのですが・・・。

     それらの場面をバナナマンやおぎやはぎが、別の場所からモニターで見なが
     らベチャクチャしゃべるという趣向で、製作側は映画の新しいスタイルでの楽
     しみを追求した作品と言っているようですが、全く悪趣味で超軽い愚作となり
     ました。
     テレビでは面白かったという人もいますが、映画的な処理が幼稚で面白くな
     いし見るに耐えません。
     こんな番組はタダのテレビ番組だから見るのでしょうが、テレビ以下の映画を
     入場料を取って見せるなんて言語道断ですよ、全く。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画 「嘆きのピエタ」 + 「... | トップ | 楽しかった旅の一コマ ( その... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事