映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ミッション:8ミニッツ」

2011年10月28日 | 日記
  
     デビット・ボウイの息子であり、「月に囚われた男」で長編映画監督デビュー
     し、英国アカデミー賞新人監督賞など多くの賞に輝いたダンカン・ジョーンズ
     監督の新作なので、少なからず期待していた作品です。

     ある朝、スティーヴンス大尉(ジェイク・ギレンホール)はシカゴ行き列車の座
     席で目覚めます。
     前の席の魅力的な女性(ミシェル・モナハン)が親しげに話しかけてきますが、
     彼は自分がなぜここにいて、彼女が誰か判らない。アフガンで戦闘ヘリを操
     縦しているはずなのに・・・。
     それは列車爆発テロの犯人を突き止めるため、犠牲者が死亡する爆破8分
     間の意識に入り込み、犯人を見つけ出すという任務遂行のために選ばれた
     スティーヴンス大尉だったのです。

     何度もミッションを繰り返し、その度に結果が微妙に変化することから、事故
     で死ぬはずの女性を何とかして助けたいと思うのですが、同時に彼の中であ
     る疑惑が膨らんでいくのでした・・・。

     SFアクションというか、タイムトラベル・パラドックスというべきか、この新人
     監督のスリリングな演出は新人離れしています。
     この手の物語は理屈っぽくなるのが通常ですが、上手く纏めた方でしょう。
     それでもあまり深く考えながら見ると余計に判らなくなる恐れがあるし、出
     来るだけ頭を単純モードに切り換えた方がより楽しく見ることが出来ます。
     ほとんど同じシーンが繰り返し展開するので、どうして?と思いながら見て
     いて終盤に近づく程に納得するし、衝撃の場面は唸って見るしかありません。
     話のタネです、良かったらご覧になりませんか・・・。
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